マジック・デュエルズ―デッキ構築の前に

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マジック・デュエルズでのデッキ構築

MTGには5つの色が存在し、その各色に対してコンセプトと機能が割り当てられることで色ごとのカードデザインの違いが生み出されています。

マジック・デュエルズにおいてオリジンのストーリーモードでは5人のプレインズウォーカーを象徴とする色で単色デッキが構築されていますので、一通りオリジンのストーリーモードをプレイしてみて自分に合った色を探してみる、使ってて楽しかったデッキをもとにして自分のオリジナルデッキを考えてみるというのも良いかもしれません。ちなみに5人のプレインズウォーカーの色の割り当ては以下のようになっています。

  • 白:ギデオン
  • 青:ジェイス
  • 黒:リリアナ
  • 赤:チャンドラ
  • 緑:ニッサ
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自分の使いたい色・得意な色を考える

スターター・ボックスの中から各色においてよくある能力、目を引いた能力について列挙していきたいと思います。全ての能力を書きだすわけではありませんが、ぜひマジック・デュエルズを起動しながらご覧いただくと良いと思います。

デッキ構築の前に

ちなみにデッキ構築画面で特定のエキスパンションのカードだけを表示させたい場合は画面左上の「漏斗」みたいなマークをタップすると検索条件の画面が出てきます。

色・カードタイプ・レアリティ

ここでカードタイプや色、レアリティを選んで検索ができます。さらに右の方を見ると「>」というマークがありますので、これをタップすると「セット」を対象とした検索ができます。

スターター・ボックス

すでに取得カードが増えてきている方はここで「スターター・ボックス」を選択しましょう。

  • 飛行・警戒・絆魂 ・先制攻撃 ・二段攻撃
  • ライフ回復
  • ライブラリサーチ(オーラのみ)
  • クリーチャー強化(スペル・オーラ・クリーチャー能力)
  • クリーチャー除去(条件付き)
  • タップ(クリーチャー能力)
  • アーティファクト・エンチャント破壊(スペル)
  • ドンムブ・ドンアク攻撃・ブロック・起動型能力不可(オーラ)

スターター・ボックスの中にはありませんでしたが、クリーチャートークンを生み出すのも得意です。全体的になんでもできる印象ですが、逆に器用貧乏になっているところも。

コストの低い小型のクリーチャーが強い(コストパフォーマンスが良い)のでそれを強化スペルで補いながら戦うイメージ。たまーにそいつの存在だけでゲームを決めてしまうような化け物級に強いクリーチャーが存在することもありますが(クリーチャータイプ”天使”に多い)。

あと最近は採用されないことになっているっぽいですが、過去には赤や黒に対する”プロテクション”能力を持ったクリーチャーが非常に多くいました。

まぁ両方白の敵対色なので、フレイバー的な意味も含めてそういうデザインがされていたんでしょうが。

  • 飛行
  • カードドロー・ルーター・ライブラリ操作
  • 強制タップ(スペル・オーラ・クリーチャー能力)
  • 打消し
  • ライブラリ破壊

スターター・ボックスにはありませんが、追加ターンを得るもの、パーマネントのコントロールを半永続的に奪うもの、相手のプレイヤー自身の行動を阻害するものが多数あります。

これまでのMTG史の中でブチ壊れたデッキが出てくる場合、大体青が絡んできますので(黒もだけど)俺の中で青は最強の色という印象がいまだに抜けませんね…。

いわゆる「パワー9」と呼ばれるアレなカードたちもアーティファクトを除くと青しかありませんし。

《対抗呪文》が《取り消し》にとって代えられ、さらにそれまでもが登場しなくなったことを考えればそれだけでも青はかなり弱体化したと言っても良いのでしょうが、それでもたまに壊れたカードがでてくるのであなどれません。

マジック・デュエルズでは幸い環境をブチ壊すような恐ろしいカードやギミックは出てきていませんので(今のところだけかもしれませんが)安心して使ってください。それに決して弱いわけではありません。

  • 威嚇・絆魂・飛行・先制攻撃・速攻
  • カードドロー(ライフロス発生)
  • クリーチャー強化(クリーチャー能力:生贄要求で自身強化)
  • クリーチャー弱体化
  • クリーチャー除去
  • 墓地のクリーチャーを手札に戻す
  • リアニメイト

コストは重いものの《墓地からの復活》は相手の墓地からでもクリーチャーを持ってこれるので、展開によっては非常に高い効果を産みだすこともあります。

倒した相手のクリーチャーを甦らせて操りたい!とネクロマンサー的ロマンあふれる感じを体験したい方は使ってみるのをオススメします。個人的にはコストが重いかなー…と感じてなかなか採用に至りませんが…。

  • トランプル
  • クリーチャー・プレイヤーに直接ダメージ(火力)
  • 土地破壊
  • 生け贄・死亡時にダメージ(クリーチャー能力)
  • クリーチャーのパワー強化(オーラ:+X/+0)
  • 一時的なクリーチャーコントロール奪取

なんかスターター・ボックスのカードは全然赤らしい感じの能力を持ったクリーチャー無いんですよね…。

例えば赤のクリーチャーの代名詞みたいなもので「(赤):○○(このクリーチャー)はターン終了時まで+1/+0の修正を受ける」いわゆるパンプ能力持ちのクリーチャーがいないし(いなくなってしまった)。

スペル的にも火力以外に赤らしいカードってあまり無い印象だし…。しかし《ゴブリン気球部隊》がいつの間にかカードプール入りしてるところには身震いするほどの感動を覚えている!!!人生で初めてMTGを触った第4版の頃にはお世話になっておりました!!11

しかし、アーティファクトの《危険なマイア》がカード入れ替えで居なくなってしまいましたので、なし崩し的に《連射のオーガ》の利用価値減となってしまっていますね。そんな感じなのでスターター・ボックスだけ見ると個人的に赤はかなり不遇な印象。カードプールが増えても使えそうなのは《双雷弾》くらいか…。

  • 呪禁・トランプル
  • クリーチャー強化(スペル・オーラ・クリーチャー能力)
  • 全戦闘ダメージ軽減
  • カードドロー
  • ライブラリサーチ(土地)
  • アーティファクト・エンチャント破壊(クリーチャー能力)
  • マナ加速(マナクリーチャー)
  • クリーチャートークン生成

緑は大変緑らしい能力を有するカードが多いので緑という色を理解するにはなかなか良い印象です。しかし昔から比べると随分弱体化して、早い展開ができないようになっていますね…。

起動型能力でマナを生み出せるクリーチャー(マナクリーチャー)のコストが増加傾向にあるのと、昔はライブラリから直接基本地形を戦場に出せるカードが豊富に存在していたのですが、手札に加えるなどワンクッション置いたり、ライブラリトップにしか持ってこれないようになっていますね。

クリーチャー自体は昔に比べ低コストかつサイズも大きくなってるので、そのへんでバランスを取っているのでしょうが。

インベイジョン時代には非常に典型的な『ファイアーズ』を使ってかなりの勝率を誇っていた身としては、しばらく環境から身を離している間に《ラノワールのエルフ》や《極楽鳥》が居なくなったと知って大変寂しい想いをしたものです。

色の組み合わせは気にしすぎなくてよい

昔は友好色だの対抗色だからどうだのと色々言われていましたが、最近はそういったこともあまり関係なくなりましたので、好きな色・使いたいカードの色でデッキを組んで全く構いません。

ただ、単色の方が安定的に回せるデッキが作りやすく、使う色が増えるにしたがってデッキ構築がシビアになっていきますのでその点はご留意ください。

MTGWikiにて基本的な色の役割について詳細に載ってますので、細かく知りたい!と思う方は是非参考にしてみてください。
MTGWiki:<a href=”http://mtgwiki.com/wiki/%E8%89%B2%E3%81%AE%E5%BD%B9%E5%89%B2>色の役割

色に縛られるよりどんなカードを使いたいかで考えるのもアリ

ゲームを進めるにつれてコインやパックを入手していく中で、非常に強力なカードを手にする機会も出てくると思いますのでそれら強力なカードを手に入れたときにこの色に合うデッキを作ってみたい!ということで色を決めるのもとても良いと思います。

そういうカードをどうやって上手く活かすかを考えていくのもとっても楽しいのでオススメです。

また、デッキを組む上では各色のカードだけではなく場合によってはアーティファクトを有効に利用していく必要が出てくるでしょうし【ゲートウォッチの誓い】のセットから”無色”のマナシンボルを持つカードが登場し、そのマナの支払に対して有色のマナを使えない制限が課されていますので、無色のマナシンボルが積極的に関わってくる”エルドラージ”クリーチャーを活用するならその点についても考慮していかなければいけません。

ですが、最初はまだそんなに関係ありませんのでマジック・デュエルズで初めてMTGをプレイするみたいな初心者の方は、ギデオン編のクリアでもらえる【マジック・オリジン】のブースターパックで何が出てくるかにもよりますが、”白緑”でデッキを組むのがそこそこ強いしプレイしやすくて良いのではないでしょうか。

コンバットトリックをどう使うかの練習にもなりますしね。

そんなわけで後日スターターボックスのカードだけを使って白緑デッキを組んでみますので、何をどうすれば良いか分からない方は参考にして頂いて、自分が手に入れたカードをそこに足したり引いたりしてアレンジしてみてください。

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