以前、こちらの記事でマネーフォワードのプレミアム会員になろうかどうしようかみたいなことを悩んでいることについて記事にしました。
マネーフォワードで家計管理!プレミアム会員になるべきか考えてみた
昔に比べたら様々な金融サービスの残高登録ができるようになっていたので、かなり便利な状況になっていることは間違いありません。
しかし、結局俺が行っている主要なサービスの一部(クラウドバンク、ウェルスナビなど)は対応していなくて結局面倒なので自分でエクセルにて管理すればいいやという感じに落ち着いたのでした。
実際エクセルでやってみて、そんなに不便さは感じませんし自分で好きなようにカスタマイズできるのでそれはそれで良いかなという感じです。
しかし数字を拾ってくるのは面倒
不便では無いのですが、やっぱり毎回毎回各サービスにログインして数字を拾ってこないといけないってのはさすがに面倒です。
また、それほど数が多いわけではありませんがちょいちょい、前回のマネーフォワードの記事を見てくださってる方もいますので、何か少しでも参考になる話ができたらなと思って無料会員登録をしてみることにしたのでした。
無料会員の大きすぎる制約
色々とプレミアム会員に比べて制約が多いのですが、一番厳しいのは10個までの金融機関しか登録できないというところでしょうか。
登録できる金融機関については無料会員でもプレミアム会員でも一緒なのですが、プレミアム会員ではどれだけでも金融機関の登録ができます。
10個も利用している金融機関や口座なんかあるか?と思う方も多いでしょうが、保険やクレジットカード、ポイントカードなど本当に多彩なものが登録できますからそれを考えると10個程度では全く足りないというのがわかると思います。
無料会員でなんとか続けていきたいと考える方は、取捨選択を上手に行わなければなりません。
実際にマネーフォワードの無料会員になって金融機関登録してみまんた
事前によく確認してほしいのですが、こういった家計簿サービスで金融機関の残高などを自動取得する場合には当然っちゃ当然ですがインターネットバンキング等の登録が必要になります。
そもそもネットバンクを利用していればそれを利用するのが当然だから良いですし、証券会社やカードなんかも特に問題は無いのですが、都市銀行や地方銀行などの有店舗系の銀行などについては、インターネットバンキングの申込を行っておかないといけません。
また、セキュリティ面などについては色々と工夫も凝らされていて対策はされているようですが、マネーフォワード上で複数の金融機関や、サービスなどのログインIDとパスワードを入力する必要があります。
それを入力することで自動的にマネーフォワードが各種サービスにログインして残高を拾ってくるという仕組みです。
よって、必然的にログインIDやパスワードが外部に流出するリスクが高まることになります。
そういったところに大きな不安を感じてしまう方は、悪いことは言いませんのでやめておいたほうが無難です。
毎日心配事を抱えながら生活するのは精神的にしんどいですからね。
というわけで、そのあたり心配無いよとおっしゃる方は、ぜひ無料会員登録をしてみてください。
登録は非常に簡単と言うか、まぁ必要事項を入力するだけですから特にわからないこともないと思いますので省略します。
まぁ分からなければ公式サイトのヘルプでも見ていただくということで。
会員登録してログインしたあとは、金融機関の入力です。
マネーフォワードへ登録後は操作不要で自動的に残高を取得
いろいろな機能はありますが、今回はそのあたりは一部省略して、登録と残高の確認なんかについて説明します。
上のメニューの右から2番目「口座」ってところを選ぶと、登録済み金融機関が出てきます。
当然ですが最初は空っぽですからね。
早速「金融機関を追加する」ってのを選んで…仕方のないことではありますが、1件1件ちまちまと入力していきましょう。
すでに10個の登録がされている状態でさらに「金融機関追加」のページへ移動しようとすると…
こんなふうにプレミアム会員への登録をしよう!と力強く促されるので厄介極まりないですことになります。
登録できるサービスや金融機関は本当にたくさんあります…。
全部を網羅しているといくらページが有っても足りませんから、ぜひご自身で確認してください。
ちなみに「登録の多いサービス」ってところを選ぶとなぜか岐阜の2大金融機関である「十六銀行」と「大垣共立銀行」が出てくるので驚きましたが、これって住んでる地域によって表示される金融機関が違うのかな?
住所の登録なんてしたっけな?
もし誰が見てもこの2行が表示されるってんなら腰を抜かすほどの驚きですので、もしよかったらどなたか教えてください。
ちなみに貯蓄の方だけではなく支出の方もある程度管理できるということで、amazonや楽天、各種クレジットカードの登録なんかも出来ますので収入も支出も完璧に管理したいという方は…。
多分無料会員登録の10個では全く足りませんから、早急にプレミアム会員になることを検討されるのをオススメします。
俺はあくまで自分でエクセルで管理することの補助的なものとして利用しようと考えています。
投資している個別銘柄の損益まで表示してくれる
実際に自分でも無料登録してみてほほーっと思った&ありがたいな!と思ったのはTHEOとその他ソーシャルレンディングのサービスにおいて、全体の金額だけではなく各投資銘柄の残高や損益状況を表示してくれるところです。
実際にはこんな感じです。
エクセルでも一応銘柄を分けて管理している状況ですから、これを表示してくれるのはありがたいというか、個別銘柄で表示してくれないと結局各サービスにログインして確認しないといけないってことになっちゃいますからね…。
で、確認したい金融機関等のすべてが登録できたら、資産の内訳や推移について確認してみましょう。
マネーフォワード側で自動的にグラフ化してくれますので、非常に視覚効果が高くて分かりやすい感じになります。
登録するだけではなくしっかりした運用を
ただ、大事なことを忘れないようにしましょう。
登録することで終わりではなく、そこから今後の家計をどうしていくかという検討をする必要があります。
グラフ化されていることで家計の状況を直感的に理解することができますから、ぜひ一歩踏み込んでそこまでやってください。
そこまでやらないと完全に宝の持ち腐れになっちゃいますからね。
もし、結婚されてる方の場合で、夫婦のどちらかが一方的に家計の管理をしているって場合は、この状況をパートナーの方と一緒に確認しましょう。
そこで二人で今後のお金のことをどうしていくかってのをじっくり話し合えると素晴らしいですね。
家計のことって一人で頑張ってもしょうがないですからね。
大変疲れますし…。
子育てと同じで非常に重要なことの一つですから、何でもかんでも1人でやったり相手に押し付けるばかりではなく2人で寄り添って考えましょう。
また、子どもの年齢や理解力によっては子どもも巻き込んで我が家の資産公開ってのをやることをオススメします。
子どもにお金の話をするなんて…って意見はあろうかと思いますが、このブログLP0では一貫して子どもに対するマネーリテラシー教育の重要性を説いている…つもりです。
お金のことは学校では教えてくれませんからね。
教えられるとすれば、親や身近な家族だけです。
場合によっては、その親や家族すらお金のことをよく知らないってことがあります。
なぜなら誰も教えてくれないから、自分で学ぶしかないからです。
そんなわけで自分の子どもを将来、お金のことで苦労させたくないと考える方は、ぜひ一度お子さんと家計のことについてしっかりと話をしてください。
このマネーフォワードというサービスがその一助になると思いますので活用してみてください。
で、結局マネーフォワードはプレミアム会員でなく無料会員でもつかえるの?
正直なところ、冒頭の記事で以前マネーフォワードのプレミアム会員の話やらなんやらしたときには無料会員じゃあ全然ダメじゃねぇの?と思ってましたが、意外にも思っていた以上に無料会員で大丈夫でした。
もちろん機能制限が厳しいこともあって、無料会員のままでは家計のすべてを管理するってのは不可能に近いレベルではあります…。
ですが、マネーフォワードの情報をもとに自分でエクセルなどを使って管理していくというのであれば十分利用価値があると言えそうです。
まぁめんどくさいけど。
でもamazonの利用履歴とかも表示されますから、いつ何をいくらで買ったとか分かるのもなかなか便利ではあります。
そんな訳で家計管理サービスに月500円(税抜)も払うのはバカらしいわ…と思う方はぜひ無料会員登録の上で利用してみてください。
参考にできるところは参考にして、使えない機能についてはスッパリ諦める…という使い方がベターでしょうね。
それでどうしてもプレミアム会員の機能を利用したくなった!という方はプレミアム会員登録後30日間は無料で利用できるという太っ腹…ではないですけど中肉っ腹くらいの感じではありますから試してみるのも良いと思います。
とりあえず俺は現状で十分そうですので、無料会員として生きていこうと思います。