この記事はパパな方向けです!けど別にママな方が読んでいただいても問題ありません!
俺が実際にやっている子どもと一緒に体を使って遊ぶ遊び方を一部紹介していく記事です。
[amazonjs asin=”4764411512″ locale=”JP” title=”子どもと発育発達 vol.11no.4 特集:幼児になぜ運動が必要か”]
基本的にダイナミックな遊びは体力や体格的な面からもパパがやると良いと思いますが、別にママではできないというものでもありませんし、ママがこの記事を読んで夫に伝えて実践してもらうというのもアリかなと思います。
そんな訳で今回は我が家の子どもたちが「コーヒーカップ」、「メリーゴーランド」などと呼んで楽しんでいる遊びをご紹介します!
どちらも同じような動きをするんですけど、子ども曰く明確に違うらしいのでちゃんと分けます。
①コーヒーカップ
親は子どもの手を握って、子どもは足を浮かせます。
で、親は子どもの手を握ったままその場でぐるぐるとまわります。厳密にいうとコーヒーカップというよりも遊園地のブランコみたいな感じですがまぁよかろう。
うん、これだけ。これだけなんだけど子ども的には結構面白いらしくすぐにせがんできます。
調子に乗ってやってるとめちゃくちゃ目が回って色んな意味で後悔することになりますから、あんまり張り切りすぎずちょっと注意してやりましょう。
②メリーゴーランド
①と同じようにして回るのですが、親は回りながら肘の曲げ伸ばしをして子どもを上下に揺らします。①に上下の動きが加わると言うことですね。まぁ、これは確かにメリーゴーランドらしい動きですから間違いありません。
意外とこの上下の動きをつけるのが難しくて、上下動の幅?と言えば良いのかアップダウンが中途半端だと子どもからすげぇ勢いでブーイングされるので頑張りましょう。
ただし、注意しないといけないことがあります。
子どもの手が抜けないように注意!
このとき注意しないといけないのは、急な動きを加えないよう気をつけることです!!!
大きくなってきたとは言え、子どもの体はまだまだ弱っちいですから、急に引っ張ったり変な力を加えると骨や関節に悪影響を与えてしまいます!
ですから、絶対に急に動いたり、急に止まったりしてはいけませんし、うまく子どもの手首や肘にかかる負担を軽減できるよう親の体サイドで動きのショックを吸収できるようしっかりコントロールしてください。
関節はずれたりして脱臼癖でもつこうもんなら子どもに人生が大変なことになりかねませんしね…。
メリーゴーランドをやるときのアドバイス
あと②は普通にやると結構しんどいので、多少楽になる方法をお教えします。
普通に何も考えずやろうとすると子どもの手を順手で取ると思います。
その場合親の手は手のひらが天井に向き、手の甲は地面に向くことになります。
①の場合はそれでいいんですけど、②の場合は子どもを引き上げる動作が必要になります。
その手の向きだと子どもを引き上げるためには背中にある「広背筋」という筋肉を使うことになるんですが、そうそう日常生活で使いまくる筋肉ではないのですぐに疲労してしまってなかなか子どもが満足するような動きをするのが難しいんですね…。
ちなみにこの広背筋を効率よく鍛えるにはチンニング、いわゆる懸垂をやると良いですよ。
腕のトレーニングだと思っている方が結構多いと思いますが、懸垂は背中、特に広背筋のトレーニングですのでお間違えの無いよう。
…ま、とりあえずその話は置いときましょう。
話を戻しますが、子どもを引き上げるときに順手だと大変ですので手を逆手にします。
つまり手のひらが地面、手の甲が天井を向くようにします。そして親指を伸ばして、子どもには伸ばした親指の付け根あたりを握ってもらうようにします。
そうすると親は引っ張る動作ではなく、押す動作によって子どもを上下に動かすことができるようになります。
押し上げる動作は、日常生活でもよくある動きですし、いろいろな筋肉を動員することが可能ですからかなり動かすのが楽になります。
大きく上下動が楽にできるようになりますから、子どもも大満足なダイナミックな動きができるようになります。
子どもとのスキンシップのためにも体を使った遊びをたくさんやりましょう
こんな風に親の体を使った運動&遊びをぜひ日常生活に取り入れてみてはどうでしょうか。子どもの運動神経や体力の発達にも役立ちますし、親自身の体力維持にも寄与します。
体を使った遊びですから自動的に子どもとのスキンシップも深まりますしね。
子どもが大きくなったときに高い自己肯定感を持っていることが、本人の人生に良い影響を与えることは研究にて実証されています。そしてその高い自己肯定感を持つためには幼少期の親との関わりが非常に大事であることが分かっています。
逆に言うと自己肯定感の低い子どもは…自分に自信が持てないので非行に走ってしまったり、色々トラブル等に巻き込まれやすくなるというか、誤解を恐れず一言で簡単に言うと”不幸になる可能性が高まる”のですね。
あなたも自分の子どもに不幸になってほしくはないでしょうから、悪いことは言いませんからなるべく子どもと触れ合う時間を多くして、なおかつこういったスキンシップを図れる遊びをたくさんしてあげてください。
ただ、注意しないといけないのは先ほど言ったように子どもの骨や関節など体にダメージを与えないようにケアすることです。
また、子どもが大きくなれば体重が増え、力も強くなってくるので思わぬ力がかかって親がケガしたり転んだりする可能性が高まりますからその点にも注意を払う必要があらいます。
親自身がケガするだけならまだいいですけど、転倒した際に子どもを巻き込んで押しつぶしてしまったりして子どもをケガをさせては本末転倒と言うか、可哀想なことこの上ありません。
十分注意するように、と言うのは簡単ですが注意しててもどうにもならないことが多々ありますから、個人的にはハードでタフになる子どもの動きに親自身もついていけるよう体を鍛えることをオススメします。
俺自身、最近の子どものパワフルぶりについていくのがだんだん厳しくなってきましたから、ここ半年以上サボりまくっていたウェイトトレーニングの真似事を再開することにしました。
まぁあとなんか最近の暴飲暴食のせいでずいぶん太ってきたからというアレな理由もあったりしますが、それは公然の秘密ってことでお願いします。
他にも子どもとの体を使った遊びについては色々やってますから、また他の遊びについてもご紹介したいと思いますし、需要があれば日に日にパワフルになっていく子どもに負けないためにどんなトレーニングをすると良いかについてもご紹介していこうと思います。