いやー…苦節数十日、ようやく運用開始ですよ。
株式会社お金のデザインが開発したAI投資の急先鋒、ロボアドバイザーTHEO。
いつだったかの記事で口座開設して入金したものの、マイナンバーの確認と登録に時間がかかるとかで未だに待たされているなんて話をしていましたが、俺はあれからもずっと待たされていました。
それはまるで憧れの先輩に恋い焦がれる少女のように遠くから見守りじっと待っていたのです。
恋い焦がれる少女とか言ってますが中身おっさんなので悪しからず。
で、ネットでの申込みをしてからもう1か月近く経ってますかね。
申込が殺到しているみたいなよくある言い訳をされまくってたんですけど、本当にそうなんでしょうかね?
たぶん俺の周りの人にどれだけ聞いてもTHEOの存在を知ってる人はいないし、たとえ聞いたことがある人が奇跡的に見つかっても全く投資してないし、投資することすら考えてない人がほとんどなんですけど…。
まぁ今回俺がTHEOで投資を始めることにしたのは、そんな理由もあるわけですね。
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周りで誰もやってないなら俺が最初にやってみて、みんなにどんなもんか教えてみようかなみたいなね。
そんな訳で身を持って体験してみますので今後もたまーにTHEOの投資については記事をアップしていきたいと思いますし、周りの知人的な方はご要望があればリアルタイムな投資状況についてもお見せしますから遠慮なく声をかけてください。
「自分の資産をAIに運用してもらうって面白そう!」って考えで始めていますから、完全に損益は度外視です。
ですが、AIに資産運用を任せることによって、資産運用にとって最大の敵である「自分の恣意性」を排除することができますからその点には期待しています。
ロボアドバイザーTHEOを利用したAI投資のメリット―恣意性の排除
つまり、どういうことだってばよ?って方に簡単に説明すると、例えば株に投資しててずいぶん値が上がった時に「まだ上がるかもしれない」って考えて売り時を逃してしまうとか、逆に値が下がってしまったときに、そこで損切りすれば良いものを「もう少し持っていれば回復するかもしれない」って根拠なく考えてさらに損失を拡大させてしまうような判断をする可能性を排除できるってことですね。
実際に投資をやったことの無い方には分からない感覚でしょうから、ぜひ経験のない方には始めてもらいたいと思うのですが、なぜだか本当に冷静な判断をするのが難しくなります。
そんな中でも適切な基準を決めて取引を続けることで、判断能力や決断能力が養われていくことにもつながりますから「優柔不断で悩んでいる」って方はそういった能力のトレーニングとして投資を始めてみるのも良いかもしれませんね。
まぁ資産を大きく減らしてしまうことにもつながりかねませんから、性格も変えられて資産も増大させることができるかどうか的な総合的な結果については一切責任は持ちませんが。
ロボアドバイザーTHEOを利用したAI投資のメリット―ほったらかしておける
細かい話は省きますけど、ETFへの投資をするのであればそうバカスカ買ったり売ったりする必要は無いんですが、保有資産の偏りを防ぐためにたまにはリバランスと言ってポートフォリオの見直しをした方が良いと言われています。
当初決めた投資割合(それは自分で決める)を逸脱している場合に売買等を行って投資割合(絶対額ではない)を元に戻すということですね。
具体的には「株式60%・債権20%・現物10%・現金10%」という投資割合を決めていた場合に、株の利益が大きくでることで「株式70%・債権10%・現物10%・現金10%」なんて感じにポートフォリオが変動した場合には株式の一部を売却して利益確定し、債権の所有割合を増やすことでもとの投資割合である「株式60%・債権20%・現物10%・現金10%」に戻すことをいいます。
本来なら自分で計算して手動でやらないといけなくなるワケですが、THEOのAI投資を利用することでこれを自動的にやってくれるというメリットがあります。
しかも、建前上は最適の…という言い方になってしまいますが、AIが判断した上でその時点で最適の銘柄に投資してくれます。とはいえ本当にそれが最適かどうかはなんとも言えないところではあるんですけどね。
あとデメリットとしては、完全にAIに資産運用を一任することになりますので具体的な銘柄ごとの資産配分を自分では決定できないという点が挙げられます。
『グロース』『インカム』『インフレヘッジ』という3つの大枠への投資割合はある程度設定することができますが、その大枠の中でどの銘柄にどれだけ投資するかはTHEOが決めて実行するので、そこで自分の中での投資方針とのギャップが生じることになります。
例えば、『インカム』の中でも新興国債券の割合を大きくしてほしいと考えているのに、THEOは先進国債券への投資割合を多くすることを選ぶみたいなケースが考えられます。
とはいえ、自分の投資方針が必ずしも正しいとは限りませんのでTHEOにまかせておいたお陰でより高いパフォーマンスを得ることができたってことになる可能性もありますからね。一概にデメリットばかりとは言えません。
それに、もし自分はこの銘柄等に投資したいと思うならTHEO、AI投資は別に自分自身で他の証券会社等を通してその銘柄への投資をすれば良いだけです。
何もTHEOやAI投資だけが投資のすべてではありませんからね。
maneoやクラウドバンクなんかでソーシャルレンディングをやってみるというのもアリですね。
ロボアドバイザーTHEOによる投資をやりたい方へ
とりあえず、俺がやってみて結果もときどき公表していこうと思いますので現時点でTHEOの存在など知りもしなかったという方は少し様子見されることをオススメします。
ただ問題点としては俺の運用方針が極端なので人によっては参考にならないかもしれないということですね。
RPGゲームなんかでたまにある、一番最初のキャラクターメイキングのところで「筋力」に全振りした脳筋キャラみたいな運用方針ですからね。
力こそ正義!レベルを上げて物理で殴る!的なね。
そう。俺の投資方針はこれだ!
なんでこんな極端なステ振り運用方針にしたのかはまた後日の記事で明らかにしますからご期待ください。
ちゃんと考え…と言うか根拠があってのことですからごあんしんください。とはいえリターンがどうなるかは保証できませんがね。