最近の投資界隈の状況を見ていると色々暴落したりなんかしているので既存の投資家は頭を抱えるしかありませんけど、これから新たに投資する分についてはそろそろ動き時なのかな?と思ったりもします。
そんなわけでいざ鎌倉!と言いたいところですが、まだまだ情勢が不安定なことと、円高がしばらく進みそうなことから考えると慌てて投資にブッ込むのは待った方が良いかもしれません。
資金に余裕があるなら一度に全てを投資してしまうのではなく、2、3回に分けて投資した方が幸せになれるかもしれません。
もちろん一度に投資しておいた方が良かった…ということになるかもしれません。
どっちやねん…と言われること請け合いですが、いつ投資すればベストなのかを事前に理解することは超能力者とかタイムトラベラーでもない限り不可能ですからこういった曖昧極まりない発言を繰り返すことになるのも仕方ありません。
まぁ超人ではないにしても結局のところ我々愚鈍な凡人では、一番底で買ったり頂点で売るなど、タイミングを的確に見分けるのは不可能ですから、幾多の可能性を考えて細かめに資金を刻んで投資した方が良い気がします。
もちろん、購入にあたっての手数料が不要であることが前提ですけど。
手数料は運用パフォーマンスを下げる大きな要因の一つ
購入の度に定額の手数料(定率なら別)が必要なのであれば、購入頻度は減らした方が絶対に良いですからね。手数料は運用のパフォーマンスを低下させる最大の要因の一つと言って過言ではありません。
翻ってウェルスナビについて考えてみれば、基本的にかかる手数料は運用金額の1%(年)ということになりますから、定額での手数料は存在しませんし、そもそも購入時手数料や売却手数料はかかりません。
実際の手数料の計算はもうちょこっとだけ複雑になりますけど、それほど気にしなくても問題ありません。
この1%の手数料が高いか安いかってのは人それぞれ考え方が違うんでしょうけど、自分で海外ETFを買おうと思うと円から外貨への両替手数料や、購入手数料が結構かかりますから投資金額があまり大きくない人はウェルスナビの毎年1%定率の手数料は甘んじて受け入れた方が意外とコストは安く済むと思います。
資金拠出の際は毎月積立かクイック入金で
資金を入金する際は振込で行う場合は振込手数料が必要になってしまいますけど、毎月定額を引き落とす形での資金拠出なら手数料不要ですからめんどくさいこと考えずに毎月積み立てをしたい方にはオススメな投資方法です。
ただ、iDeCoほど遅くはありませんけど若干入金してから投資されるまでにタイムラグがありますから、そのタイムラグを嫌う方はクイック入金の制度を利用しましょう。
特定の数社の金融機関しか対応していませんが、それら金融機関に口座を持っていればウェルスナビ側から操作することで即座に金融機関サイドの口座からウェルスナビの口座へ資金が入金され、かつ手数料も必要ありません。
その場合でもETFの買付が行われるのはその日の夕方とかになりますけど。
俺の場合はそもそもがWealthNavi for SBI証券という形で利用していることもあり、グループ会社である住信SBIネット銀行を利用してクイック入金をしています。
ただし、その場合の入金額は最低3万円からですので要注意。
また口座に2万円以上ないと買付をしないようになっているみたいなので、中途半端に数千円とか口座にお金が残ることになりますけどそこはまぁ気にしない。
この口座に残っている現金は「円」でそのまま保管されることになります。一切金利とかつきませんからアレですけど仕方ありません。
THEOは現金をドルで持つので注意
また、THEOというロボアドのサービスも存在していますけど、こちらは口座に残った現金を「ドル」で保有することになりますので為替相場によっては現金すらもプラスの評価になったりマイナスの評価になったりと忙しい感じです。
そしてTHEOの場合、保管している現金をドルで保有しているために、もし解約などして出金することになると為替損益の計算をしないといけなくなりますから若干その辺りが面倒になったりします。
THEO内部ではその損益については計算してくれませんから自身で計算しないと、もし確定申告が必要な場合で為替利益が出ていたりすると、自覚のないまま脱税したことになってしまいますから本当に要注意です。
複数回の入金時の為替レートと残った現金の額を計算して、入金の度に平均レートを計算します。
その後出金時には、出金時のレートと平均レートを比較して為替損益を算出することになりますので、まぁご自身で色々勉強してください…分からなければ税理士さんに相談してください。
税金の話に繋がることですので、個別に相談に乗ったりすると報酬を得ていないとしても税理士法違反になってしょっぴかれてしまいますからね…。
2018年ホワイトペーパー変更、資産配分比率について
ようやく本題。先日ウェルスナビから連絡があって2018年1月31日に年1度の資産配分比率を見直したので、今後その配分比率にしたがって資金運用していきますよとのこと。
ざっくり言えば金と債権への投資割合を減らすとのこと。
ちなみに俺が選択しているリスクレベル5(もっともリスキー)での資産配分は以下のようになるそうです。
米国株 35.0% → 33.7%
日欧株 31.6% → 33.8%
新興株 13.2% → 14.5%
物価連動債 0.0% → 0.0%
米国債 5.0% → 5.0%
金 10.0% → 8.0%
不動産 5.0% → 5.0%
個人的には金よりも不動産への投資を減らしてほしいところですが、不動産についてはもともとどのリスクレベル(1~5)においても資産配分は5%でしたし、これ以上減らすのは難しいのでしょうね。
個人的には0%で良いのではないかと思いますので、IYRだけ売りたいのですがウェルスナビではそんなことはできません。
自分の想い通りの投資ができないって点ではデメリットだなーと改めて思いますので、やはりある程度投資経験のある方は自分でポートフォリオを組んで運用するようにした方が良いのかもしれません。
ただ、ひふみ投信を運用するレオスキャピタルワークスの藤野氏が「じぶんの好きじゃない資産についても買っておけ」と言ったニュアンスの発言をされていますから、それを思えばある程度はそういった不動産に投資するものを持っておいた方が良いのかなーとも思って色々揺れ動いています。
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ガイアファンディングへの投資を再検討するか
個人的にはIYRへの投資の代替手段として「ガイアファンディング」への投資も面白いかなと思って以前投資を行ったのですが、色々あってやめようかと思ったりやっぱり投資を再度行おうかと思ったりして、ここでもまた悩みに悩んでいます。
日本での不動産投資については正直、現状の少子高齢化問題を考えれば数十年後に未来はないなと思っているのでもともと敬遠しているのですけど…アメリカの不動産はどうなのか…。
足元では長期国債の金利が上がってますから、それすなわち住宅ローンなどの個人が借りるローンの金利も上昇していくということで完全に不動産業界にとっては逆風になるでしょうし。
ただ長期的に考えれば、アメリカは日本ほど人口減少に悩まされることは無いと思えそうですので問題ないのかなとも思いますが、不動産の価格が高騰しているって話もけっこう聞きますので、どっかでまたプチバブルがはじける的なことも起きそうですから、それを待ってから投資を検討した方が良いなと思います。
…結局悩むだけ悩んで行動できていないのが現状ですので打開すべくもっと情報を集めなければなりませんね。
結局のところ投資で大事なのは情報です。我々凡人は勘では動かない方が良いでしょう。