昨年からずっと、自分だけではなく子ども名義の投資も始めなければ…と悩みつつこのブログLP0でも話題に取り上げていましたが11月から12月にかけて色々考えまくりました。
今更始めても…という思いはあまりなく、なるべく早く始めてあげたいなぁと常々思っていましたがようやく実現に至ることになりました。
ジュニアNISAだけでなく、現行のNISAやつみたてNISAについても一応期限は示されていますけど結局住宅ローン控除のように今後も毎年更新されて実質恒久的に続けられる施策でしょうから今から始めて遅いということはありません。
子どものための資産形成をと考える親御さんはぜひ預金だけでなく子どもたちのために投資もしてあげてください。
必ずしもジュニアNISAを利用する必要はありませんが、相応の資産と知識の無い方は素直にジュニアNISAを開設して投資してあげた方が良いと思います。
資金の管理と住宅ローンについて
ぶっちゃけ個人的には子ども名義の預金を全額運用に回してしまっても良いと思うのですが、実際俺はと言えば妻との話し合いの中ですでに預金となっている部分には手をつけず、今後も子どもたちのためにもらったお金は全て預金にすること、と言い渡されており実質俺が今後子どものために捻出する資金のみが投資元本になる…ということになりました。
…これではあまりにも辛い。
我が家の家計は俺が管理しているんですけど、年払いの保険とか車2台分の車検費用とか月々の支払でないものも一応ちゃんと計算して貯蓄するようにしているので、それを勘案すると月々の収支は現状でかなりカツカツなんですよね。
そんな状況の中でちびちびと投資資金を捻出している訳ですので、ぶっちゃけた話毎月定額でいくらも子どもの投資には回せないな…という悲しすぎる喜劇。
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ただ救いなのは、我が家の年間の資金計画においてボーナスを一切あてにしていないことですね。
クレジットカードのボーナス払いも一切利用しませんし、ローンのボーナス払いもありませんし、その他何かの支払いについてボーナスをあてにしているというのが一切ありません。
ボーナスってもらえるかどうか分かりませんからね。勤務先の経営状態によっては突然無慈悲に全額カットで支給されないなんてこともあり得ます。
こんなことが起こると、特に住宅ローンでボーナス返済を利用している方…さらにいえば全借入金額の50%をボーナス返済として設定しているような方は一気に家計が破綻に近づくことになります。
過去の経験上、やっぱりボーナス返済額が非常に大きい方はボーナスが支給されなかったところから突然生活が苦しくなり、延滞が始まるパターンが多いです。
月々の返済はなんとかなるものの、その後のボーナス払いを期日通りに返済することが不可能になり、またボーナス月の返済がされない限りその翌月以降の返済も為されることがなく延滞回数が増加していきます。
延滞回数が増加すれば、信用情報に事故情報として掲載されることになりますし、金融機関の職員からはひっきりなしに電話がかかってくるようになります。
そこでちゃんと対応ができれば良いですが、連絡をしなかったり決断できずモタモタしていると勤務先に電話がかかってきたり直接自宅に職員が尋ねてくるようになります。
そうなると世間体的にも色々マズいでしょうから、悪いこと言いませんので返済に問題が発生しそうなときは恥を忍んで住宅ローン借入先の金融機関担当者に自分から連絡してください。
早い段階で連絡を入れれば金融機関サイドも様々な手段で状況改善できるよう提案や手続きを行ってくれます。
延滞を放置していれば行き着く先は、住宅の任意売却か抵当権の実行による競売でありどちらにせよ住まいを手放さなくてはいけなくなります…。
大体そんな事態になれば家庭もまともな状況ではいられませんから、パートナーや子どもたちにも多大なる迷惑や影響をあたえることになってしまいます。立て直すことができないとは言いませんが…。
まぁそんな訳ですから悪いこと言いませんので、これから住宅ローンを借りようと考える方は可能な限りボーナス返済額は小さくしてください。できればゼロであるのが好ましいです。
…また盛大に脱線してしまいまんた。
楽天証券は未成年口座だと海外ETFが買えないが…
話を戻しましょう。
なかなか月々のやり繰りのなかでは子どものために資金拠出をするのが難しいこともありそうですが、わずかな金額でも資金を投じてあげつつ、雀の涙のような額のボーナスを得ることができた暁には相応な額を拠出してあげれば良いかなという感じです。
まーとはいっても、子どもNISAの年間利用枠である80万円を使い切ることはできませんがね…。
残念ながら薄給で社畜という完全なる社会的弱者であり負け犬ですからね俺は。
それでも何もやらないよりはマシですし、子どもには俺のような残念な人生を送って欲しくはないですからね!
それはさておき、楽天証券で未成年口座を開設することにした決め手です。
楽天証券では未成年口座で海外ETFの購入ができないことが大きなネックではあったのですが、ここ最近バンガード社のETFであるVTやVTIを模したと言えば良いのか…まぁぶっちゃけ言うとVTやVTIをただ買い続けるだけの商品を販売し始めたということで楽天証券でのジュニアNISA口座開設を決めたのでした。
バンガード社が提供しているETFであるVTやVTIを買って運用するだけのものですから何ら難しいことはありませんが、要は海外ETFの購入ができない人のために、楽天証券が手数料分引いて投資できるようにした商品という感じでしょうか。
要は、さらに中間業者がはいってマージンを取られるようになった…代わりにわざわざドルに両替する必要なく円で投資できるようになったという感じでしょうか。
その点SBI証券であればVTやVTIも含め海外ETFの購入が買付に関しては手数料無料でできます!本来であればSBI証券に口座開設をするべきだったのかもしれませんが…。
住信SBIネット銀行では口座開設できない!
SBI証券のグループ企業である住信SBIネット銀行では、なんと15歳未満は一律口座開設が禁止されています。
親の承諾があろうと、親が住信SBIネット銀行にて口座を開設していようが15歳未満の方は口座を開設することができません…。
とすると、過去の記事でちょっと紹介していた安い手数料で円をドルに両替してSBI証券で海外ETFを購入するという手が使えなくなります。
いつの間にやらリターンが10%を超えているロボアドウェルスナビさん。
SBI証券内でドルに両替しようとするとアホかというほど高い手数料を支払わなくてはいけないことになりますから、相対的に優位性は低下しますし、色々めんどくさくてやっかいです。
俺が両替して入金するというわけにもいきませんからね…証券会社は本人名義の口座からの入金しか受け付けないようになっていますか…。
海外送金で送るなんてもってのほかというか愚の骨頂ですし。
SBI証券ならジュニアNISAでも海外ETFを購入できること自体はかなり魅力的ではあったのですが、住信SBIネット銀行にて口座開設ができない以上かなり優先度は低下していました。
そんな訳で色々考えた末の、楽天証券+楽天銀行での口座開設に至ったというワケです。
同じグループ会社ですから、スイープ機能も使えて資金移動も楽ちんです。正確には楽ちんと言うよりも証券会社での入手金手続き不要で銀行預金の残高から直接買付できますから楽ちんです。
それが「マネーブリッジ」という機能で、スイープ機能だけでなく楽天銀行側での普通預金口座の金利が優遇されるという利点もあるようです。
しかし、優遇があると言っても結局現代日本での銀行の預金金利なんてカスみたいなもんですからそれほど期待するわけじゃありませんが。
親のエゴを子どもに押し付けないようにしたい
子どもには大変申し訳ない話、あまり裕福ではない我が家ですから毎年ジュニアNISAの満額いっぱいまで資金は振り向けてやれないでしょうけど…まぁやらないよりはやった方がマシだと思いますからね。
将来的には子どもにも投資をやってほしいと思っているので、そのための種銭作りでもありますしある程度土台になるものがある方がすんなりと入っていきやすいでしょうからね。
ただ、最終的にと言うか18歳を迎えて資金が引き出せるようになったなら、せっかくなら投資だけでなくその資金を元手になんらかのビジネスを興すとか、そんなための資金にしてもらえたらなぁと願っています。
…親の勝手な願いを子どもに押し付けるなバカ!と批判されそうですがw
まぁ子どもがそのお金をどうするのであれ、その資金は全て子どもに渡したいと考えていますので可能な限り毎年多くの資金を拠出してあげられればなと思っていますが…はてさてどうなることやら。
とりあえず今日は開設したよというご報告まで。
今後、楽天VTや楽天VTIの話なんかを挙げましたけど、実際どんなものに投資していくかは新たに記事にして公表するかもしれませんししないかもしれませんがよろしくお願いします。
追記
無事に銀行・証券ともに口座を開設したので件のマネーブリッジを開設しようとおもったら…。
アイヤー!これ未成年口座だとマネーブリッジ開設できないじゃないかアホー!
マネーブリッジが開設できないとスイープ機能も使えませんので口座間での資金移動の手間が発生することになります。
まぁ楽天銀行、楽天証券間の連携はありますからリアルタイム入金ができますし、機動性については問題ないと思いますが…わざわざ面倒くさい感じです…。
金利優遇の方はまぁそれほど金利に期待しているわけではありませんからまぁ仕方ないんですけどせっかくなら少しでも金利が高い方が良いなぁとは思います。
しかたありません。キャンペーン中とはいえクソゴミな利率しかつきませんが1年定期(年利0.12%)で預金しておくよりほかありませんね…。
本当なら全額投資にブッ込みたいところですが妻の意向もありますし、今後投資が絶対にうまくいき続ける保証もありませんから多少の安全資産を残しておくべきという妻の考えにも迎合せざるを得ません。
最終的には子どもたちが大きくなってある程度の判断ができるようになったころに、子ども自身の名義の資産をすべて開示して自分で意思決定させるのがベターでしょうね。