ケンウッド彩速ナビの不具合…直せるかもしれないたった1つの方法

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全国にどのくらいケンウッドのカーナビのユーザーがいらっしゃるか分かりませんが、最近「ケンウッドタイマー」などと不名誉な呼ばれ方をしつつ顕在化してきている「自動で音量MAX、音量0になってしまう」問題。

ケンウッド彩速ナビの音量ボタン故障

非常に重大な故障と言うか、もしかしたら欠陥と言ってしまっても過言ではないかもしれないトラブルが存在しています。

具体的な故障の内容や、メーカー推奨の対応策などについてはこちらの記事をご覧ください。

ケンウッド彩速ナビ壊れる!音量が…

ファームウェアのアップデート情報や、公式ページへのリンクも記載されていますから、ケンウッドのカーナビユーザーの方は必ず目を通してください。

その上で、対象のカーナビを利用していながらも未対応の方は必ず対応を行ってください。

本件トラブルは、場合によっては重大な交通事故を引き起こしかねない非常に危険なものです。

未だにそんな故障は発生していないから大丈夫って方も、いつ故障するか分かりません。

実際俺もそうでした…。

しかも高速道路だったか、なんか結構危ない状況で問題が発生したので色々と肝が冷えた経験をするハメになりました。

本当に事故をおこしてもおかしくない状況だったので、今思うと周りに車が居なかったのは幸運でした…。

ですから、今問題が発生していなくても、必ずファームウェアアップデートを行ってください。

すみません…たった1つと言っておきながらこの記事に記載している以下の情報はぶっちゃけ微妙でした。

これからご紹介する記事でお伝えする方法のほうが正常な動作をするようになる可能性が非常に高いです。

俺自身もその方法で利用している彩速ナビMDV-737DTが正常動作するようになりましたので、直し方を早く知りたい方はこちらの記事をごらんください。
これで解決ケンウッド彩速ナビ音量0問題 『レベルを上げて物理で殴れ!』

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しかし対応しているのは音量MAX問題のみ

で、ここで問題なのはこのファームウェアアップデートで対応するのは音量が勝手にMAXになってしまう故障だけだという点です。

他にも多くの方に発生している、自動的に音量が0になり、挙句の果てに様々なボタン操作を受け付けなくなってしまうという問題については、対応策どころかそんな故障が発生していること自体が公式ページに記載すらされていません。

…音量が0になってしまうのはまだしも、他の一切のボタン操作を受け付けなくなってしまうってのが本当に問題です。

カーナビとしての利用が不可能になりますからね。

目的地検索どころか、メニュー画面に到達することも不可能です。

結局のところ、どうやらこの音量0問題については有償修理をする以外にまともな対応策は存在しないようです…。

この方法ならもしかしたら直るかも

しかし、絶望に打ちひしがれたまま素直に有償修理に出す前に1つ試して頂きたいことがあります。

音量が自動的にMAXになってしまう場合は、ファームウェアアップデートで対応できますから(と言ってもその対応策では抜本的解決にはなりませんが)あまり関係ありません。

以前書いた記事にいくつかコメントを頂いていますが、その中で唯一直せるかもしれない方法がありましたので紹介したいと思います。

それは「車のバッテリーを外す」というものです。

正確にはバッテリーにつながっているケーブル(ターミナル?)を外すというものです。

ただし、これをやると車のコンピュータ内部に記憶されている様々な設定が初期化されてしまいます。

結構車のコンピュータって色んなことを勉強してて賢いんですよね。

車の乗り手のギアチェンジのタイミングとか覚えていたりしますからね。

また、今回はカーナビそのものをリセットしないといけないのでアレですが、カーナビの設定なんかも初期化されてしまいます。

ですから、バッテリーを自分で交換するって場合はそういった設定等が初期化されないようにしてくれるツールが存在しています。

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今回の記事とは趣旨が外れてしまいますので詳しく説明しませんが、バッテリー交換する際にはぜひ使ってみてください。

外し方

とりあえずまずは車のエンジンを切りましょう。

ACCの状態でもいけませんから完全にオフにしてください。

そうしたらケーブルを外しにかかるわけですが、このとき絶対に守らないといけないことがあります。

必ずマイナス(黒い方)から外すこと。

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なぜそうしなければならないのかって話は省きますが、これを守らないと大事故が発生する可能性があります。

ひどい状態になるとバッテリーが爆発したり、車内の電装系を破壊して走行不能になることもあるようです。

とにかく黒い方から外してください。

もしかしたら、マイナスだけ外せば良いような気もしますけど、まぁ一応プラス(赤い方)も外しておきましょう。

ケーブルを外したらしばらくそのままにしておきましょう。

ただ、それぞれの端子が色々なところに触れたりしないようにだけ注意してください。

その後、ケーブルをバッテリーに取り付けるときは、先ほどとは逆に必ずプラス(赤い方)からバッテリーにとめてください。

黒→→黒

の順番を忘れないようにしましょう。

カーナビだけではなく、車本体にまでトドメをさしてしまうことの無いように本当に気をつけてください。

しかしどうやら完全には直らない

ぶっちゃけ、これで直ればラッキーだと思ってください。

実際、俺自身バッテリーを外してみましたが、全く状態が回復することはなく最初にこのトラブルが発生して以来、一度たりとも操作可能になったことはありません…。

また、操作可能な状態になったとしても完全に直るというものでもないようです。

バッテリーを外すことで無事に一度操作可能にはなったものの、また後日音量ボタンを操作しているときに同様の自体が発生し、挙句、今度はバッテリーを外しても直らなかったって話を聞いたことがあります。

そんなワケで、この方法で直るのは一部の方のみ、かつ、一時的に回復しただけっぽいという感じになります…。

しかし、一縷の望みにかけてとりあえず一度はバッテリーを外して元に戻らないか試してみる価値はあると思います。

困りに困ってらっしゃる方は修理を依頼する前にぜひ一度試してもらいたいと思います。

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