色々と投資の話題を取り上げているこのブログLP0ですが、実はLP0の人の運用の内もっとも資金拠出が大きいのが、今回話題に取り上げることになるクラウドバンクなのでした。
そのクラウドバンクですが、この5月は大変繰上償還の多い月でした。
なんと金額ベースでクラウドバンクでの投資額のおよそ25%。
1/4ですよ1/4。
純情な感情は1/3も伝わらずに空回りするワケですが、せめて1/4くらいは伝わっていて欲しいものですね。
はい。
とはいえ、償還されたってこと自体は悪いことではありません。
無事に貸し付けたお金は手元に戻ってきたということですからね。
クラウドバンクで5月中に一部償還・早期償還された銘柄
とりあえず、今般5月中に償還された銘柄を掲載します。
色々とアレですので金額は秘密の方向でよろしく。
- 5月10日償還分
- キャンペーンファンド(上場企業事業拡大支援ファンド8号)
- 太陽光発電ファンド48号2
- 中小企業支援型ローンファンド第251号
- 5月19日償還分
- 中小企業支援型ローンファンド第202号
- 『新春キャンペーンファンド』(太陽光発電ファンド50号)
- 中小企業支援型ローンファンド第228号
- 『分配金総額3億円突破キャンペーン』中小企業支援型ローンファンド第245号
こうやってみると結構キャンペーンファンドの償還が多いですね…。
クラウドバンクの場合は幸いなことにキャンペーンファンドでもめちゃくちゃ金利が高いってことは、特に最近の案件では少なくなっています。
それでも予定利率の高い案件が早期償還になるのはなんとも残念なものです。
なぜなら、本来予定されていた期日まできっちり貸付されていればもっと多くの分配金が貰えたはずですからね。
つまり、早く元本が返ってきたものの投資効率は低下してしまっているのです。
もっと高利率のものに投資すれば良いのかもしれませんが、年利7%って現代の日本ではかなり高いリターンですからね。
じゃあ、償還された資金をクラウドバンク内で再投資すれば別に問題ないじゃないか!という意見はごもっともですが、早期償還されたタイミングで必ずしも魅力的な案件があるとは限らないんですよね。
場合によっては、そもそも募集中の案件が存在してないこともあります。
そうなれば資金は結局寝ているだけになってしまい、機会損失は増大していくことになります。
さらに、たとえ申込中の案件があったとしても、投資申込をして資金を拠出してから実際に運用(貸付)が開始されるまでには大きなタイムラグが存在しています。
この記事だけでなくブログ全体で何度か触れたことはあると思いますが、このソーシャルレンディング業界全体における弱点として、投資の申込をしてから実際に資金が貸付られ運用が開始されるまでにかなり長い時間がかかってしまうというものがあります。
本来満期まできっちり運用されていればそんなロスが発生することは無いわけですからね。
早期償還されたために、本来手に入れることができるはずだった分配金が減ってしまう…
ソーシャルレンディングにはこんなリスクがあるんですね。
決して、貸付金がちゃんと返ってこなくなるってことだけがリスクであるワケではありません。
投資における「リスク」を再確認
ちなみに、ここで用語を再確認しておこうと思いますが、よく「リスク」という言葉が出てきますが、その意味についてはご存知でしょうか?
リスクと言うと、普段の生活ではいわゆる危険性だとか問題点ってニュアンスで使われることが多いと思います。
しかし、投資の世界ではそういった意味よりも「結果の不確実性」という意味で使われることがほとんどです。
「リスクが高い、大きい」という場合は、予想されるリターンの振れ幅が大きい(大きく利益を出す可能性もあるが、大きな損失を発生させる可能性もある)ことを示します。
逆に「リスクが低い、小さい」という場合は、予想されるリターンの振れ幅が小さいことを示すというワケですね。
結構、このあたりの言葉は意味を取り違えてる方がいらっしゃるので要確認です。
今後のクラウドバンクでの投資について
さて、この償還された資金は一体どうしましょうか。
今現在太陽光発電の案件しか募集してませんしちょっと手を出すか微妙なところですね。
それであれば一旦出金して別の運用を行った方が良いかなと思ったりもしています。
幸いなことにクラウドバンクは俺が行っているソーシャルレンディングの中で唯一出金の際の手数料を無料にしてくれていますからね。
結構大きな額が償還されましたが、別に消費に使うつもりはありません。
ただ、ちょっと最近ソーシャルレンディングでの運用比率が大きくなりすぎているきらいがありましたので、別の形で運用することを考えた方が良いかもしれないなと思っています。
それとも、そろそろ本格的に子どもたち名義での運用を本格化させるべく、その足がかりの資金として利用するのもアリかなと考えています。
ただ、その場合には妻を説得しなければならなくなるワケですが、もともとは俺の資金だったものですから上手いこと話せば理解を得られそうな気もします。
正直なところ、すでに子ども名義の預金にはかなりの額が貯まっていますから、その半分でも投資に回せばいいのになと思うのですが妻は強硬に反対していますから、まぁその意を汲んでいるという状況です。
妻も交えて話し合った上で、今般の償還金をどうするか決めていきたいと思います。
運用で得た利益をどうしていくかよく考えましょう
基本的に運用資金を取り崩してご褒美という名の散財に消費するつもりなど一切皆無ですから何らかの形で再投資します。
投資初心者の方や、女性の方には多いように思うのですが少し利益が出るとそれを消費に回してしまうってケースがあるので非常にもったいなく思います。
得た利益も再度運用に回していくことで複利効果を得ることができるのです。
将来に渡って資産を増やしたいと考える方は、悪いことは言いませんので投資から得た利益を消費に回さないよう頑張ってみてください。