トランプ旋風吹き荒れて死ぬかと思いきや助かったけど過失により自爆

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

一昨日、アメリカの大統領選はトランプ氏勝利とのことで株価が急落した上に翌日(昨日)も下がるかもって話だったので、まぁ大丈夫だろうけど念のため逆指値入れようと思ってたら間違えて指値入れちゃってたwwwwwwww

朝起きた時にダウが反発して上昇してるって話だから安心しちゃってたけど、その時に条件解除しておけばよかった…。草生やしてるけど笑い事じゃねぇええええええ!

こちとら逆指値で注文入れてると思ってるから、株価が上昇してるはずなのになぜか9時きっかりに約定通知のアラートが入って「!?」と思ったらそんな事態ですよ。

せめてもの救いは利益がでていることだけど、売らずに持っていれば当然どんどん株価が上がったであろう銘柄ばかりなのでショックが隠しきれない…。

しかしもうすでに決済されてしまったものですから仕方ありませんね…。嘆いても過去は変わりませんのでなんとか気をたしかに持って未来に目を向けていきたいと思います…

スポンサーリンク
レクタングル大

株式の注文方法をおさらいする

そんな訳で悲しみにうちひしがれながらも、今後株を始めた人が俺と同じようなミスをしないように、また俺自身も自戒の念を込めて株式を売買する際の注文方法について今さらながらおさらいしていこうと思います。

まず、売買の注文方法の大きな軸として2つの方法があります。①成行注文②指値注文です。2つの注文方法の違いとそれぞれの特徴等について説明します。

成行注文

非常に簡単に説明すると、値段を決めずに売買するってことですね。銘柄と株数だけはしていしないといけませんけど、あとは言葉通りですけど、市場の成り行き次第で注文が約定することになります。「立ち合いは強くあたってあとは流れでお願いします」ってやつですね。ちがいますね。

そんな訳で簡単に注文が出せるし、ほとんどの場合においてすぐに売買が成立するので楽ちんな取引ではあるのですが、相場が急に動いているときや、そもそもあまり売買が活発ではない銘柄の場合、全然想定してなかった値段で約定してしまって愕然とすることがありますので

指値注文

こちらは先ほどの成行注文の内容に加えて、売買の希望価格もあわせて注文の条件として指定することになります。購入の場合であれば、指定価格より株価が低くなればその時点の株価で注文が執行されることになります。逆に売却の場合は、希望価格より高値であればその時点の株価で注文が執行されることになります。

例えば、市場が開く前にとある銘柄の株を300円で買おうと指値注文を出していたにも関わらず市場が開いてみたら280円で対象の銘柄が売りに出てるみたいな状況の時は、300円ではなく280円で約定してくれるということです。逆に310円となっていれば約定されることはありません。

つまり、指定の価格で株を売買するというよりも、対象銘柄が指定の価格以下、もしくは以上でであれば購入・売却するよといった感じの注文方法だと考えることもできます。

価格優先・時間優先の原則

当然ご存知のように株式の取引ってのは自分ひとりでやっている訳ではありません。例えばこの銘柄の株を買いたい!と思えば同じように買いたいと思っている人が居ますし、逆に売りたい!と思っている人もいます。そんな風にたくさんの注文が交錯する中でどんな注文が優先されて約定していくのかというのはある程度のルール、原則が存在します。

一番優先されるのは「成行注文」です。なんでも良いからとりあえず買いたい、売りたいって注文なのですから当然っちゃあ当然ですね。次に、指値注文の場合で高い価格で買うよ!って注文を出してるものが優先されます。これを価格優先の原則と言います。

具体的な例を挙げると、たまたまとある銘柄の株価が100円(1株あたり) で500株売りに出されてるときに、成行注文で500株の買いと指値注文100円で500株の買いが入ってる場合は成行注文が優先されることになります。また、同じ条件で指値注文100円で500株の買いが入ってる場合と、指値注文105円で500株の買いが入ってる場合は、105円で注文出してる人が優先されることになります。

まー簡単にまとめると「より高い値段で買おうと考えている人」を優先にするってのが価格優先の原則ってことですね。

また、全く同じ条件の注文であっても先に出された注文、早い時間に出された注文の方が優先されます。これを時間優先の原則と言います。店で何か買ったりするときに先に並んでる人の方が先に買えるってのと全く同じ仕組みですからこちらについては意味が分かりやすいでしょう。

上記のように成行注文の方が約定しやすいですので、売買金額は度外視してとにかくこの銘柄の株が欲しい!売りたい!って場合は成行注文をしましょう。指値注文の場合はたった1円であっても、条件の価格に到達しなければ売買されることはありませんので「この金額より高い値段では買いたくない、安い値段で売りたくはない」って場合は指値注文をすることにしましょう。

特殊な注文方法

では、基本的な注文方法2つについては説明しましたので、これから先は特殊な注文方法を一部ご紹介します。まぁ特殊と言っても様々な条件付けをして売買するってだけの話ですので難しいことはありません。むしろ、こういった特殊な注文を出しておけば常に相場をみなくても条件を満たせば勝手に売買してくれますので非常に便利な注文方法です。株取引をやりたいと考えている方はぜひマスターしましょう。

ちなみに、証券会社によってはできたりできなかったりもっと複雑な条件での注文方法を実装していたりってのがありまして、全部網羅するのはめんどくさいですので実際には各証券会社にてどんな注文ができるかよく確認しておいてください。

逆指値注文

正直なところ、逆指値ってネーミングが完全に失敗してると思うんだけどどうか。名前からでは取引の意味がよく分からないんですよね…。まぁそれは置いといて。

注文を出すに際して、株価についてある「閾値」を決めておきます。そして株価がこの「閾値」になったところで、どういう注文を入れるかを指定する注文方法です。

ただし、この「閾値」は買いの場合、現在の株価より高い値段しか指定できませんし、売りの場合は現在の株価より安い値段でしか設定できません。その辺りが”逆”ってなってる所以なのか…?

これだけだと意味不明だと思いますので、具体例をあげる(買いの場合)と現在ある銘柄の株価が200円の場合、①「閾値」に210円を入れ、「閾値」に達したところで②成行注文を入れるか指値注文(値段も併せて指定)入れるか、って設定をすることになります。

売りの場合なら逆ですね。閾値は200円より低い値段で設定することになります。

つーわけで、冒頭のアレはこれですよこれ、これをやろうとしてたにもかかわらず、寝ぼけてたのかなんなのか指値で売りを入れちゃったんですよねぇ…あーあ…。

指成注文

まぁ言葉面だけを捉えて簡単に説明しちゃうと指値注文と成行注文を組み合わせたような注文方法ではありますが、細かくは色々と注文条件があったりしますので、一番簡単な奴だけ説明します。

基本的には指値注文がベースとなるんですけど、もしその注文条件で取引時間中に売買が(一部、または全部)成立しなかった場合に、その指値注文を取り消して成行注文に変更させる…という注文方法です。

OCO注文

ツイン指値注文とか、W指値注文とか言ったりもするみたいですね。お塩先生でも売れんかいな!の人でもないので要注意。

2つの買い、もしくは売りの注文を同時に出すことができて、しかも片方が成立した場合はもう片方は自動的にキャンセルしてくれる注文方法です。

使い方の一例としては、今現在保有している株についてある一定の利益が出た場合は利益確定、逆に一定の損失が出た場合は損切するというものですね。相場が荒れ荒れでどうなるか分からんとか、しばらく株を見ずに放っておきたいときなんかはいいかもしれませんね。

IFD注文

イフダン注文ってやつですね(IF Done)。リバース注文とかUターン注文なんて表現もあるみたいです。

とある銘柄の株式を購入する取引が成立した時点で、自動的にその株をいくらで売却するか指定する注文方法です。これはまぁそう難しい概念ではないですし、例えば利益が10%出た時点で市場がどうであろうとかならず売却するなんてルールを決めてる(良いか悪いかは別として)のであれば、面倒な手順が省けるので有効な注文方法ですね。

連続取引注文

事前に複数の注文を登録しておくことで、最初の1つ目の注文が成立したときに次の注文が発注されるという発注方法です。この注文方法については、必ずしも指定する銘柄が同一でなくても良いという特徴があります。

具体的な使い方として考えられるのは、とある銘柄のA株が欲しいけどお金が足りない…けどまぁどうしても欲しい訳でも無いってときに、もし所有している銘柄B株をある程度有利な状況下で売却できたらそのお金でA株を買うって感じですかね。もし、ガチでA株が欲しいなら、B株が売れたら…なんて悠長なことを言わずに別のところからお金をかき集めるか、B株を成行で売れば良いワケですからね。

IFO注文

これはIFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。FXだとどこの会社でも当たり前のようにできますけど、株の売買ではこの注文方法のできない証券会社もあるみたいですね。

IFD注文だと株を購入した時点で売り注文を出すことになるワケですが、1つの注文しか出せないので、今後も相場が好調だと判断して購入した株価より高い値段を設定していた場合、なんか色々あって結局暴落したってときには、自分で売りの発注をかけない限りどんどん損失が出てしまうことになります。

このIFO注文であれば、OCO注文の特徴である「売りの注文を2つ出すことができる上に、片方が成立した時点でもう片方の売り注文がキャンセルされる」ってのが、株を購入した時点で同時に注文されることになりますから、自動的に株を買って自動的に利益確定なり損切りなりをしてくれるという非常に便利な注文方法です。

他にも注文方法はまだ色々あったりしますが、まぁこれくらいにしておきましょう。もっと知りたい!って方は実際に証券会社のホームページを見たりして勉強されることをオススメします。

今後も株式市場、為替市場は目が離せない

で、そんなつまらないことを書いていたら、昨日はあれよあれよと言う間に日経平均は1,000円以上の上昇で一昨日下がった分を早くも取り戻したワケですのでもうホント涙しか出てこない訳ですけど、今後は株式市場はもちろんですけど為替の方にも注目していかないといけませんね。

トランプ氏はドル安を進めたい意向にあるらしいですから、それはすなわち円高が進むであろうって話になるわけですからね…。今日の昼時点では105円ちょっとって感じで若干円安に動いてますけど、長期ではどうなるか分かりませんね…。

今為替一切やってないんですけど、とある事情があって円高に動いてほしい思惑がありますので個人的にはその動きは歓迎しています。しばらくはまた市場は混迷の時期に突入しますが、状況をしっかりウォッチしつつ慌てて取引をしないように気を付けたいものです。

…本当にね…。皆さん俺みたいなクソつまらない初心者的ミスしないように気をつけてくださいね…。

ちなみに最近流行りのビットコインや”金”にも資金は流れているようですので、投資手法についてもますます広い視野で考えないといけませんね。予期せぬ売りでできてしまったこの浮いた資金…別の投資に回した方がいいだろうか…?いやしかし…

冒頭で未来に目を向けてとか言ってたくせに未練たらたらで終わる

スポンサーリンク
レクタングル大
レクタングル大
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連コンテンツ