マジック・デュエルズ攻略【マジック・オリジン】リリアナ編3

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【オリジン】のリリアナ編チャプター3では天使を相手にします。

なんか設定がよく分かりませんけど、リリアナが自分がもともといた次元にプレインズウォークしようとしたら天使が現れたのでボコってやろうみたいな感じなんですかね?

ストーリーがどんな感じだったか…読んだのがしばらく前でしたので忘れてしまいました。

しかしまぁ敵は敵なわけですし、いわゆるネクロマンサーであるリリアナにとって天使みたいな神聖な存在は天敵でしょうから叩きのめしておくことに越したことはありません。

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相手は”天使”デッキ

そんな訳で相手は天使ですのでデッキのカラーは白単で”天使”クリーチャーを多く使ってきます。なんのひねりも無くて面白くありませんね。

しかし、そんな”天使”デッキであるくせにMTGにおける代表的な天使と言えばコイツだろうと個人的に思う《セラの天使》は出てきません。
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まぁ単純に俺の思い出補正が強いからですけどね…。

《大天使》
その割に《大天使》は出てきます。

今紹介した《セラの天使》や《大天使》に代表される”天使”クリーチャーは羽が生えてることもあって皆『飛行』を持ってる上に多くの天使が『警戒』まで持っています。

『飛行』持ちがいなくて辛い

相手のクリーチャーがそんな感じでほとんど『飛行』持ちなのにもかかわらず、こちらの『飛行』持ちクリーチャーは相変わらず《屍食いカラス》しかいません。”天使”クリーチャーはメリット能力が多い分クリーチャーサイズに比べてマナコストが高くなる傾向にはあるのですが、クリーチャーサイズでも完全に負けていますので、ほとんどチャンプブロッカーとしての価値しかありません。

そのくせタップインですからね…。

いざ戦場が過熱し始めたころに手札に引いてきても大変残念な思いをすることが多いです。

《骨の粉砕》
しかしまぁブロックできるのはこいつしかいませんので、こいつのチャンプブロック(ブロック時にこちらだけ一方的にやられる)と、《骨の粉砕》を頼りに序盤をなんとかしのぎましょう。

頼りになるのは意外にもリアニメイトではなく…

とにかくそのまま戦おうと思っても天使たちにボコボコに殴られるだけですので、非常に厳しいです。

かと言って、相手の”天使”クリーチャーを除去してリアニメイトしてれば勝てるかと言うとそうでもなかったりします。

斃した天使を蘇らせて使役するって展開はリリアナのキャラクター的に最高のフレーバーと言っても過言ではない感じですが、なかなかそうは問屋がおろさないという感じです。

なぜなら、相手は戦場に出たクリーチャーを無効化する能力を持つ呪文を多用してくるんですよね…。

《墓場からの復活》
《墓場からの復活》で自分の場に呼び出しても、すぐに平和なべ《平和な心》をエンチャントされるってのがよくあるパターンです。

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「平和なべ」ってなんじゃいと思われる方もいるかもしれませんが、上記amazonのカードのリンク先を見ると分かるんですけど、カードのフォントのせいで「心」っていう漢字が「べ」に見えるんですよね。

そんなこともあってネタで「平和なべ」と呼ばれる色々と微笑ましいカードです。

まぁそれはいいとして、こちらにはエンチャント破壊呪文がありませんから、下手に除去されるよりもやっかいなことになってしまいます…。

そこでうまく利用したいのが《復讐に燃えた死者》と《ナントゥーコの鞘虫》です。

《復讐に燃えた死者》
《復讐に燃えた死者》の”ゾンビ”クリーチャーが墓地に落ちたときに誘発するライフルーズ能力が地味に有用だったりします。

《ナントゥーコの鞘虫》
また、《ナントゥーコの鞘虫》がノーコストでクリーチャーを生贄に捧げられますので、そこでシナジーを産みます。

《グールの解体人》
今回のチャプターから《グールの解体人》がデッキに加えられていますが、この”不死”持ちのクリーチャーがこの強力なシナジーにとっての良いエサになります。

1回墓地に落としても+1/+1カウンターが載って再度蘇ってくるので、いわゆる1粒で2度おいしいってやつでしょうか。違いますか。

とは言ってもさすがに《復讐に燃えた死者》の能力だけで勝つことは無理ですので、色々手段を考えないといけません。

《ナントゥーコの鞘虫》のパンプ能力は使えなさそうに見えて意外とここぞという時に役立つので意外とあなどれないのですが、もれなくあっさり《平和な心》をエンチャントされて殺意を失いますのでなかなか簡単にはいきません。

ライフドレインで状況をひっくり返そう

《堕落》
そこでもうひとつの手段として、黒単色のデッキにおける非常に強力なライフドレイン呪文である《堕落》があります。

6マナの呪文ですから後半にならなければ使えませんけど、リリアナのデッキ構成なら最低でも6点吸収になりますし、場にもっと《沼》が増えるまでなんとか耐え抜いてこの呪文をプレイしてゲームを決めてしまいましょう。

そのためにも序盤にいかに凌ぐか、さきほど紹介したクリーチャー達をいかにうまく使うかというのが大事になってきますからよく考えてプレイしましょう。

クリーチャー除去、ライフルーズ・ドレイン、パンプアップ、リアニメイト…これらをきっちりと駆使していけばそうそう負けることはありません。

相手がブン回るとこちらがどれだけ良くても勝てないのはいつものことですが…。

リリアナ編では結構シビアなプレイングを要求されることは多いのですが、これも練習です。

実際の対人戦では、もっともっと頭を悩ませる状況が増えますからね。

ストーリーモードを一通り攻略したらぜひ対人戦もプレイしてみてください。

そしていずれ紙のカードでも…

あとそもそもまだプレイしてない方は是非。

マジック・デュエルズ
カテゴリ: ゲーム
現在の価格: 無料

トリッキーなテクニックを利用しよう

ちょっとトリッキーだけど基本的なテクニックとして「チャンプブロックとしてブロックに指定したクリーチャーをダメージ応酬ステップの前に追加コストとして生贄を要求する呪文や能力の材料に使う」といったものがあります。

一応ルールを確認しておいてください。分かりにくいかもしれませんが…。

509.1h (前略) それをブロックしているクリーチャーがすべて戦闘から取り除かれたとしても、ブロックされているクリーチャーはブロックされているままである。

出典:Wizards of the Coast―[競技用ルール]

つまり、攻撃クリーチャーは相手のクリーチャーにブロック指定されたら、その後ブロッククリーチャーが何らかの効果で戦場から居なくなってもブロックされたままになるんですね(=プレイヤーにダメージは与えられない)。

それを利用することによって防御側プレイヤーは攻撃クリーチャーからのダメージを受けなくて済むにも関わらず、追加コストとしてクリーチャーの生贄を要求する呪文や能力の恩恵が受けられることになります。

対人戦では相手とこんな化かし合いのようなプレイをするのが基本になります。

いかに相手の虚を付けるか、ということですね。

こういったトリッキーなプレイを確実に行うためには個々人のセンスみたいなものがもちろん必要になりますが、それ以前に徹底的にルールを理解していることが必要になりますので、本当に強くなりたい!と思う方はしっかりルールを読み込むことをオススメします。

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