シダックスの9月閉店店舗一覧(24店舗)と閉店店舗の今後

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シダックス9月閉店店舗一覧

以前公開した記事の続編的位置づけの記事です。

シダックス閉店店舗一覧・リストと株価下落の悲哀

コメントを頂きましたので改めてちょっと調べようかなと思ったり、そういえば9月閉店の店舗の件はどうなったかなと思ったら店舗検索のページに記載されてる閉店店舗の情報が出てきてましたのでまた遅きに失してる感はありますがリスト化しておきますね。

さらにIR情報のところに新たな情報が掲載されてましたのでそちらも併せて紹介します。

追記:
10月に入ってさらに新たな情報が出てきてますから興味あれば御覧ください!

大量閉店のシダックス:10月閉店店舗は無いってホント?

後半の話は閉店店舗一覧とか株主優待の話とか全然関係ありませんので興味のある方だけお読みください。自分で言うのも何だが長い。

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9月中に閉店する店舗一覧

では早速ですが、9月中に閉店する店舗一覧を紹介しましょう。ただしまたもやホームーページ上でのちゃんとした報告はなく、ホームページの店舗検索から調べたものですのでもし見落としがあったら申し訳ありません。また記事を書いてるのが9月14日ですので、それ以降に閉店リストに追加されたものがあれば現時点では記載されておりませんのでご注意下さい。

シダックス―店舗検索&予約

今回はそれほど数が多くありませんのでリスト形式で羅列します。

9月19日(祝)で閉店する店舗

  • 北海道
    • 札幌西野クラブ
  • 青森県
    • 八戸諏訪クラブ
  • 栃木県
    • 宇都宮睦町クラブ
  • 茨城県
    • 古河鴻巣クラブ
  • 東京都
    • 福生牛浜クラブ
    • 昭島中神町クラブ
  • 埼玉県
    • 久喜本町クラブ
    • 上尾原市クラブ
    • 浦和太田窪クラブ
  • 千葉県
    • 千葉誉田クラブ
  • 山梨県
    • 甲府山の手通りクラブ
  • 福井県(県内店舗数0に)
    • 福井米松クラブ
    • 福井花堂クラブ
  • 岐阜県
    • 多治見光ケ丘クラブ
  • 大阪府
    • 高槻辻子クラブ
  • 兵庫県
    • 神戸伊川谷クラブ
    • 三宮北野坂クラブ
  • 京都府
    • 京都桂クラブ
    • 宇治槇島クラブ
  • 滋賀県
    • 大津石山クラブ
  • 奈良県(県内店舗数0に)
    • 奈良橿原クラブ
  • 岡山県
    • 岡山田町クラブ
  • 宮崎県
    • 宮崎橘通クラブ

9月30日(金)で閉店する店舗

  • 東京都
    • 西新井東口クラブ

以上24店舗が閉鎖されます。もしかするとまだ今後追加になるかもしれませんので、今後も9月中は注視が必要かもしれませんね。なんとか俺の住まいの近隣店舗は閉鎖を免れたようですのでいずれ売上に貢献させて頂きたいと思います!もちろん株主優待券は使うけどね!

8月までの閉店店舗は譲渡・転貸される

ところで株主優待券と言えば、シダックスのホームページでIR情報を見たところ8月末日をもって閉店した店舗のいくつかにおいて同業他社への譲渡・転貸が行われるといった内容の記事が掲載されていました。しかも他社のカラオケ店になるにも関わらずシダックスの株主優待券を利用できるとのことです。

明記はされていませんが、多分この措置は一時的なもの(今年度末までは使えるかな?)だと思われます。

以下にそれら譲渡・転貸店舗のリストを引用して掲載しますのでご覧いただいた上で、近隣店舗の方は利用中止となる前に惜しみなく使われることをオススメします。その後はどうなるか不明ですので株主優待目的で株を持ってる方は手放すことを検討されても良いかもしれませんね。

8月閉店店舗譲渡・転貸リスト

出典:平成28年8月31日をもって閉店したレストランカラオケ店舗における当社株主優待券のご利用に関するお知らせ P.2(別表)

ちなみに一部情報によるとビッグエコー等に変わるらしいとかあるんですが正確なとこはまだ分かりません。一応記載されたリストの中に行ける範囲の店舗が載ってますが近隣店舗ですら行く暇が無いのにそんなところに行ってられませんので、リストに載ってる店舗周辺に足を運ぶ機会のある方はどこの会社のお店に変わったかなどもし良かったら教えてください。

カラオケ市場全体の今

ずっとお伝えしているようにシダックスは大量閉店の憂き目に遭ってる現状なわけですが、他社、ひいてはカラオケ業界全体としてはどうなのでしょうか?ちょっと疑問に思ったので調べてみました。

調べてみましたと言っても『(一社)全国カラオケ事業者協会』なる団体のまとめている「カラオケ白書2016」(有料)に全部載っているようなのでそう大した手間ではないのと、HP上にそれの一部抜粋見本が掲載されていますので時間のある方はご覧ください。

「カラオケ白書2016(調査期間:平成27年4月1日〜平成28年3月31日)」によれば、カラオケ人口、カラオケ施設・ルーム数についておよそ20年前と比べれば大きく減少しているものの、ここ数年の動きとしては微増です。シダックスのようないわゆる”カラオケボックス”の市場規模もここ数年およそ4,000億円程度で堅調に推移しており決してカラオケ業界全体が苦境に陥ってるワケでは無いように思えます。

各社のカラオケ部門における売上高を調べてみた

では実際カラオケ事業をやってる上位数社の実際の売上高等はどうでしょうか。

各社決算月が違ったりしますのでアレですが、先々期、先期の売上高・営業利益などを調べてみました。まねきねこ(㈱コシダカホールディングス)が8月決算なので少々情報が古いですが、2016年8月期の決算が出るのはもうしばらく先でしょうからそれを待ってるといつまで経っても記事にできないのでご了承ください。

基本的には各社の決算情報から数字を拾ってきています。ただしカラオケBanBanに関しては㈱シン・コーポレーションが未上場企業ですので決算情報は公開されていませんが、ホームページに売上高だけは載っていましたのでその情報を紹介します。

※あくまでカラオケ部門のみの売上高です。全社的な売上高ではないのでご注意ください。売上高・営業利益の単位は[百万円]です。
ビッグエコー 第一興商

シダックス

まねきねこ コシダカ

コート・ダジュール AOKI

カラオケBANBAN シン・コーポレーション

まぁパッと見て分かりますけど完全にシダックスの一人負けですねwwwwwこれはもう草生えるレベル。いつの間にかワンオーダー制になってたにも関わらずamazonoK←。とはいえ他の会社も増収減益ですのでシダックスのことを笑ってばかりもいられないのが辛いところ。結局重要なのは売上より利益ですからね。

なぜ増収減益になっているのか、なんて考察までするのは面倒なのでしませんからぜひご自身でお考え頂きたいと思うんですが、有価証券報告書とかみると定型文なんじゃないかというくらい、環境が厳しいだの、原材料の高騰だとかコストが高止まりしてるみたいに書かれてるのでもうそれで良いんじゃないでしょうか。

市場規模は堅調だとさっきは書きましたが、なんだかんだ言っても結局みんなでワイワイ騒ぐためにカラオケに行くってのは随分減ってきてるんでしょうね。家でカラオケが楽しめるハードやらソフトやらもたくさんありますもんね。

お店にもヒトカラ用のパックなんてものも登場していますし、会社によってはヒトカラ専門の店舗まで出店しているようですし…。

最近はカラオケそのものを楽しむと言うよりも、カラオケで自分の歌ってる姿なんかを録画してネットにアップしてみんなの反応なんかを楽しむという自己顕示欲を満たす的な目的で利用している人が多くなってきてるのかなぁと勝手に考えたりしています。要はカラオケで歌うことではなく、ネットにアップして自己主張することを楽しむということですね。

そう考えればカラオケはただのきっかけにしか過ぎませんから、カラオケそのものは重要じゃなくて、そこでの居心地なんて二の次で歌が歌えて録画さえできれば良いってなりそう。あとついでに飲み物が飲めたら嬉しいな的な。

原材料の高騰がうんぬんとか言ってるならもうフードやめたほうがいいんじゃね?飲み物だけ提供するようにしてさ、食べ物は持ち込み許可しちゃえば店側も楽になるし。

そんな感じで、大勢で行かないからフードやドリンク(特にお酒)が頼まれる機会も減って1グループあたりの利益率としてはあまり高くないって感じでしょうか。カラオケって郊外店が多いからね。1人で車で行ったらお酒飲めないもんね。しかも1人で飯大量に頼むとかあり得ないですもんね

フードオブシダックス

いや…あの…はい。

一人でシダックスに来てみた

調子乗ってすみません…。

シダックスの第一四半期決算もひどい

シダックスの第一四半期(1Q)は毎年毎年酷いもんなんで予定調和といったところなんですけどね。それでも営業損失は多少改善されています。お!いいじゃん!と思われる方もいるかもしれませんが、これは先期末(平成28年3月31日)時点で不採算店舗のほとんどをシダックス本体から、関連会社シダックストラベラーズコミュニティー㈱(正確には持分法適用会社)に譲渡してるからです。

なので8月末での大量店舗閉店のときの話でシダックス本体のセグメント売上・利益に与えるインパクトは少ないみたいなコメントしてましたが、そりゃ当然ですよね。関連会社の話になっちゃってますからね。

カラオケ部門以外はそんなに悪くないんですけどね…。トータルアウトソーシング事業のセグメント利益だけ前期1Q比で急落してますが。まぁ黒字みたいだから良しとしよう。

ただ、「関連会社に不採算店舗を譲渡してるから、営業赤字が改善してるんです!」で話を終えちゃうとこのブログLP0の独自性もクソもないつまらない話で終わってしまいますのでもう少し掘り下げて考えてみましょう

閉店と考察

出典:平成29年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) P.8

連結決算の知識ほぼゼロですので説明しきれないところもあるんですが、持分法適用会社の出した損益は、株式の持分割合に応じて持分法投資損益という科目で”営業外利益・費用”の欄に計上しなければなりません。つまり経常収支の数値に関わってくるわけです。シダックスには”持分法による投資損失”という項目がありますね。

簡単な例を出すと、20%の株式を所有してる持分法適用会社が100百万円の利益を出した場合は”営業外利益”に20百万円を計上、逆に100百万円の損失が出た場合は”営業外費用”に20百万円を計上しなければならないわけです。

シダックスがシダックストラベラーズコミュニティー㈱の株式を何%所有しているかについて調べるのが面倒だったのでよく分かりませんが、持分法適用会社なので20%〜50%の株式を所有していることになります。

”持分法による投資損失”欄を見てみると前期1Qでは148百万円だったにもかかわらず、今期1Qではなんと893百万円大変覚えやすいファニーな数値へと急上昇しています。持分法適用会社はその会社だけではありませんので、何もかもそこが出した損失だというわけでは無いでしょうが、それにしてもとてつもない数字です。

なんか営業損失が改善したと言っても経常損失、純損失が拡大してるのでなんだか狐につままれたような感じですね…。

そういうワケでそれぞれの収支の数字だけ見てても分からないことが沢山ありますので、時間に余裕のある方は決算短信や有価証券報告書などを見てみると色々分かって楽しいですよ。時間かかりますけどね。

なかなか俺にはそこまで時間が無いのでしっかり読む機会はまずないんですけどね。100ページとかマジで無理ゲー。

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カラオケ部門の今後

俺が今回示したデータはシダックスのカラオケ部門が相当マズいことの証左と言っても過言ではありません。だからこその8,9月での大量閉店です…。しかも1Qの会計期間は4月1日〜6月30日ですので、今回の閉店騒動関連の数字は上がってきてません。今から2Qがどうなるか非常に楽しみですね。いや、株主としてはつらい気持ちしかありませんが。

1Qの結果に加え、今回の閉店騒動を考えれば現時点では結局グループ全体でのカラオケ部門の体質改善なんて全くできてなかったんだねと言われても文句は言えないでしょう。なんか色々と資本戦略的な面で小賢しいことやってますけど、結局のところ利益率改善ができてないのでヤバいということです。カラオケ部門終了待ったなし。株価も全然回復しませんしね…。

10月以降は閉店しないと言ってますので、今年度の下半期がシダックスグループのカラオケ部門における正念場です。火事場のクソ力に期待するしかありません。

長々書いた挙句、結局「カラオケ部門ヤバいよ!」という分かりきった結論で申し訳ありません。そんなに詳細な話読まなくてもヤバいことは分かってるわと言われればホントそれまでです。ゴメンね!

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