ダイエットにプロテインを取り入れるたった1つの理由

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

※大事なことですので記事の最初に書きますが、今回の記事は”プロテインダイエットで痩せる・痩せない”ことに焦点を絞った記事であり、ダイエットを行うことによる体調面・健康面への影響については言及しておりません。

プロテインダイエット たった1つの理由

プロテインとは何か?という質問に対して”タンパク質”のことです。って回答を見るたびになんだかがっかりしてしまいます。

そりゃー確かに”protein”はタンパク質なんだけど、聞いてるのはプロテインという”サプリメント”についてですからね…。その辺のことしっかり汲みとらないといけませんね。

車のメンテナンスのために、エンジンオイルについて調べてる人に”オイル”ってなんですか?って聞かれて”油です”って答えてるようなもんだろ…。

スポンサーリンク
レクタングル大

よくあるプロテインダイエットの間違い

  • プロテインを飲むだけなのでダイエットは楽ちん
  • プロテインを飲んで運動すると筋肉がつく・消費カロリーが増す
  • プロテインダイエットに運動は不可欠
  • 国内メーカーのぼったくりバカ高いプロテインがおすすめされている

ダイエットの基本かつ真理はアンダーカロリーであれば痩せる”です。これさえしっかり把握しておけば無駄にサプリメントを買うことも無くなりますし、バナナダイエットや納豆ダイエットなどといった特定の食品だけを食べ続けて痩せるダイエットなど現実ではほぼあり得ないことが理解できます。

あと非常に大事なことなので言っておきますが、売られてるプロテインそのものが悪いことはほとんどありません。まぁちょっと内容(含有成分等)の割に高い(高すぎる)のですが、ちゃんとした知識を得て正しく用いればダイエットにとっては十分に有用です。

重ねて言いますが、プロテインの効能等について正しく理解をして適切に用いることができれば非常に高いダイエット効果を得られますので「すでに買っちゃって利用してるよ…」とお嘆きの方も、今後どうするかは置いといて今残ってる分については引き続き利用しても大丈夫だと思います。

ではダイエットおいてプロテインはどう取り入れるべきか

ダイエットにおいてプロテインを取り入れる理由はたった1つしかありません。

少ない摂取カロリーで満腹感を満たすため

プロテインダイエットの本質はこれのみです。筋肉をつけるためとか、運動が必要とかプロテインダイエットにはあまり関係ありません。

確かにプロテインは筋肉を効率よくつけるための重要な要素の一つとなりますが、それは”適切なトレーニング”をしている場合のみです。

プロテインダイエットを勧めているブログで紹介されるような運動(ランニング、踏み台昇降運動など)程度では、代謝アップの効果が期待できるほどの筋肉量の増加はあり得ません。

そもそもダイエットをしているということはアンダーカロリーの状態であり、その状態ではどれだけハードにトレーニングしても筋肉量が増えることはあり得ません。

なので高校の部活などできちんと体づくりからやってるところは、プロテインを飲んでご飯を山盛り食べろと言っているわけですね。

学生時代柔道部だった友人が、部活の合宿で晩ごはんを食べるときに、山盛りのどんぶり飯の上にプロテインをぶっかけられて、それを吐く寸前まで食べさせられるという苦行を行っていたそうなので、やはり体を大きくするためにはそれくらいやらないといけないのですね…。

しかもプロテインはチョコレート味だったとか。…これ以上はなにも言うまい。

それは置いといて、ダイエットにおいてプロテインを利用するのは食事の代替手段、つまりミールリプレイスメントとして利用するのが正しく、かつ利用価値はその1点においてのみであると言えます。ここを勘違いしている人が、プロテインを飲んだあとにいつも通り普通に食事を摂ってしまうので痩せないのです。

食事の代替手段ということは、プロテインを飲んだ場合は基本的に食事を摂らないということになります。もしくは食事の量を大きく減らす必要があります。

ただ単純に食事の量を減らしたり、全く食べないとかいうことをしてると、強い空腹感を覚えることになり、なにかの理由でそれに屈した時に過食が始まりリバウンドするという負のスパイラルが始まってしまいます。

ですが、プロテインを飲むことでたんぱく質を摂取することができます。たんぱく質には満腹感を高め、持続させる効能があります。厳密に言うと”たんぱく質の多い食事をする”ことが満腹感を助長します。

俺自身の実感としても朝食にプロテインを飲むのと飲まないとでは昼食までの満腹感がかなり違うと感じます。

ダイエットしていた頃は毎朝だいたい6時半ごろに少量朝食を摂っていて、その朝食の前にプロテインを飲んでいたのですが、昼ごはんまで空腹感を感じることがほとんどありませんでした。逆にたまに飲み忘れると、10時ごろには「はらへった…」とぼやきながら仕事するハメになっていました。

プロテインダイエットの真の目的とは?

つまり、プロテインダイエットの目的とは、摂取カロリーを減らしてアンダーカロリーの状況を作りやすくすることです(≒痩せやすくする)。

プロテインを飲んでたんぱく質を摂取することで満腹感が得られる上に、それがある程度の時間持続するので「おなかすいたなー…」と思うことが少なくなり、結果的に食事をする量や機会を減らすことにつながります。それによってアンダーカロリーの状況をつくりだして痩せていくということです。

決して筋肉をつけて代謝を増やすとか、運動の消費カロリーを増やすことを期待することはできません。全く効果が無いとは言いませんが、実感できるほどの効果はありません。もしあったとすれば、それはプロテインダイエットの効果ではなく、あなた自身が行った別の行動によるものです。それがなにとは断定できませんが。

プロテインダイエットの弱点

プロテインダイエットの問題点?としては、お腹が空いたから何か食べたい、ということへの対応は可能ですが、「別にお腹は空いてないけど口さみしいから何か食べたい」という状況の場合に全く太刀打ちできないということがあります。

そんなこと考えてる時点でダイエットなど成功するはずはありませんので、あとは忍耐力と精神力だ!という話になるのですが、まぁ実際問題そういう気持ちが沸き起こることは確かにありますので難しいところなんですがね。

そういう気持ちとどうやって付き合うか考えていく必要があります。

スポンサーリンク
レクタングル大
レクタングル大
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連コンテンツ