ゼンディカーの大地の脈動に巻き込まれた挙句、エルドラージの幻視に精神をもみくちゃにされたことで、突然プレインズウォーカーの灯が点灯し別の次元であるローウィンにプレインズウォークしたニッサ。
なにがなんだかよく分からないまま、その次元に住むエルフたちと出会い行動を共にすることになります。
そのリーダー格の存在が《光葉の将、ドゥイネン》。持ってると思ったけど持ってなかったのと、実際のカードでも持っていたような気がするのですが見当たらなかったので白黒ですがご容赦を。
この次元のエルフ達にもニッサの故郷であるゼンディカーのエルフ達と同様に敵対関係にある種族が存在しており、ニッサは同胞を守りたいという想いから戦いに参加することになります。
相手は赤黒ゴブリンデッキ
ボガートと呼ばれる、いわゆるゴブリンたちが相手となります。
デッキもまぁ当然ですけどゴブリンデッキですね。その時期プレイしてなかったのであまりよく分かりませんけどいわゆるゴブリン・部族デッキってやつですかね。
《婆のあばら家》なんてまさにぴったりのカードで、その上フォイルで出て来るという舐めっぷり。
しかし赤黒ゴブリンとはなぁ…いきなり出てきたのも黒いゴブリンだし俺の知っているゴブリンデッキとはなんだか違いますな。
とは言ってもそこは上手にデザインされていましてゴブリンデッキらしいデッキであり、スライタイプで大きいクリーチャーはあまりいませんから、普通にクリーチャーを展開していけばクリーチャー戦で負けることはないでしょう。
ただ《タール投げ》と《泥デコの松明走り》の組み合わせが若干厄介で中型クリーチャーだとあっさり除去される可能性がありますからこれらが場に出ているときはよく考えてクリーチャーをプレイしましょう。
《ゴブリンの投火師》はプレイヤー限定のいわゆる”ティム”能力持ちですけど、1マナで出てくるところが大変いやらしいですね。戦場の状況によってはなかなか除去できずちくちくとダメージを蓄積されることも多いです。まぁ強くはないけど。
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赤黒ゴブリンなんて…と思ってましたが、よく考えたら俺も昔【アポカリプス】時代に《ゴブリンの塹壕》使って赤白ゴブリン・トークンを展開しまくるデッキ作ってたわ。
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なんか突然ツリーフォークがデッキに加わっている…
プレインズウォーカーの灯が灯ってより強く自然とつながることができるようになったからでしょうか。
《不屈の頑固皮》とかいうツリーフォーク・クリーチャーがデッキに加わっています。
ツリーフォークはエルフと並びMTGの最初期から存在するクリーチャータイプですが、まぁ木だけあって《森》カードとのシナジーを持つものが多いです。
全体的にコストは重めですが、場に出れば強いというカードが多いです。
《不屈の頑固皮》もご多分に漏れず場に出れば強いカードです。条件付きですけど”トランプル”持ちですので突破力もあるし。
ただし《Wood Elemental》、おめーはダメだ。 …って言おうと思ったけど、こいつツリーフォークじゃなかったわ。
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【Legends】時代の過去のカードであるせいでルールテキストが確立されておらずイマイチカードのテキストでは能力が分かり辛いのでMTGwikiへのリンクもしておきます。
よえーなこいつ…。
ま、それはさておきいつも通りのプレイングで基本的には大丈夫です。
ただゴブリンたちのPIG能力も含めてクリーチャー除去が意外に多くありますのでクリーチャーの展開には少し注意しましょう。
ボガートを撃退するも…?
マジック・デュエルズでは実際に戦って撃退したような感じになりますが、実際ストーリーの方ではニッサはボガートに対し不殺を貫く…どころから彼らを守るような行動すらみせます。
なぜ同胞を裏切るような真似をしたのか…。詳しくはストーリーを御覧くださいというところですが、そんな行いをしたせいで当然ローウィン次元のエルフたちから怒りを買うことになりドゥイネンたちと敵対関係になってしまいます。
どうやら彼らと戦うことは避けられなさそうです…といったところで、ニッサ編最後であるとともに【マジック・オリジン】のストーリーモードとしても最後になるチャプター5へ続きます。