【iDeCo】納税額を減らしたくない人は読まないでください【節税】

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年が明けてから更新頻度がガクンと落ちた上に投資の話ばかりで、それを期待されてない方には色々申し訳ない感じではあるのですがなんというか書きやすい感じの話題ですから仕方ありませんね。

どうぞご容赦ください。

家のリフォームも本格的に始まりましたからその話題も記事にしていきたいところですが…。

俺の力不足によってなかなか記事化できませんから期待されてる方は申し訳ありませんがもうしばらくお待ち下さい。

で、今回もタイトルのとおりですがまた投資の話です。

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個人型確定拠出年金(iDeCo)をご存知でしょうか

個人型確定拠出年金という制度自体はずーっと前から存在していたのですが、今年に入ってまた注目度が高まることになりました。

なぜなら、この制度の対象になる方が大幅に増えたからです。

20歳以上、60歳未満の日本国民ほとんどすべての方が加入することができるようになったと言っても過言ではないように思います。

iDeCoって名称がまだまだ浸透してませんからなんだそれ?って方は多いと思いますのでざっくり説明しましょう。

将来の公的年金への期待が薄れてきているなか、老後に備えて”個人で”積立投資を行って将来の年金の原資にしよう!って制度です。

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国が年金制度の保証ができないよ!って公言してるみたいでなんだかアレな制度ではあるんですが、色々とメリットがあるのは事実ですので積極的に利用したほうがいいんじゃないかな?

と個人的に思いましたので今回、実際に申込をしてみて記事にしたという訳です。

色々と手続きとかどこでやればいいか分からないから二の足を踏んでるって方の参考になれば幸いです。

ネット証券では実質二択

iDeCo用の口座といえば良いのか、申込受付や運用をしている金融機関や証券会社は多々ありますが、ネット証券では現在楽天証券かSBI証券の2つしかありません。

どこで口座移設しても良いと言えば良いのですが、会社によって「投資商品」と「手数料」が違うので事前にしっかり調査した上で申込をしたほうが懸命です。

NISAと同じように複数の会社に口座開設することはできませんからね。

もちろん、他社に乗り換えるってのは可能ですが手続きが煩雑ですしムダな手数料も取られてしまいますからね。

一応今はキャンペーンやらなんやらを盛んにやってるところが多いので、乗り換え手数料無料を打ち出している会社もあります。

しかしそうだとしてもあまりコロコロ運用期間を替えるようなことはオススメしません。

で、俺としては色々と考えた末に、年明けくらいにSBI証券で資料請求を行いました。

しばらく待たされてようやく資料が到着したので早速申込をしたいところですが、色々とネックなことが…。

(サラリーマンの場合)会社での承諾や手続きが必要

「個人」型年金と言っておきながら、会社に色々と手続きを依頼しないといけないんですよね…。

その際には会社が厚生年金基金に加入しているかなど、様々な要件をチェックする必要がありますからまたこれがやっかいなわけですね。

それによって、そもそもiDeCoに加入はできないだとか、掛金の上限が決まってくることになりますから非常に重要な手続きになります。

そんな漢字ですので、俺の勤め先の会社でやりたい!って言ってもめんどくせぇと煙たがられるかなぁと心配したりしていたのでした。

意外にやってる人はいるみたい

あんまり会社で投資をやってる人の話とか聞かないし、やろうと思ってる人なんて誰もいないだろうなと思っていたので年金関係の担当者の方にどんな手続をしてもらわないといけないかってことを確認してわざわざ資料まで用意して話をしに行きました。

そしたらなんと!すでにiDeCoの申請書類を提出してくれて、手続きをした人がいるよとのことでした。

やっぱり他人に投資してるって話をしないだけで、やってる人はたくさんいるんだなと改めて感じた一幕でした。俺も投資頑張らないとな。

ということで、不安な気持ちは簡単に吹っ飛んだ上にせっかく用意した書類や書籍も無駄になったワケですが、スムーズに手続きが進みましたからそんなことは良しとしましょう。

申込が殺到しているらしい

おかげさまで書類は思ったよりも早く提出することができたのですが、提出先のSBI証券では申込殺到中でかなり時間がかかるというアナウンスがありました…。

ですから興味のある方はなるべく早く始めた方が良いと思います。

もともとiDeCoの申込書類が毎月15日までに到着した場合は翌月からスタート、15日以降だった場合は翌々月に2ヶ月分の掛金を引き落としてスタートって流れだったのが、期限の区切りが毎月15日から毎月5日までと大変短くなっています。

早く投資を始めたほうが往々にして効果は大きいものですから、興味のある方はなるべく早く申込の手続きを行った方が良さそうですね。

※追記(2017年3月):現在特に何の連絡もありません。ちゃんと手続きは進んでいるのだろうか…。
※さらに追記:そんなこと書いてたら中旬になって国民年金連合会の方から先に連絡がきまんた。

投資商品と手数料

こういう投資の話となると、損をするかもしれないとかそういう話が多数あるかと思いますが、たしかに投資信託などの運用商品への投資をすれば損失を出す可能性も十分あります。

ただし、iDeCoには「元本確保型」の商品も存在していますからそういった心配のある方もご安心ください。

保険商品がある会社もありますが、多くは定期預金での運用が多いようですね。

じゃあ定期預金でやれば安心だね!って思う方はいらっしゃると思いますが、注意しなければならないところがあります。

そう、手数料のことです。

毎月口座維持手数料ということで拠出した掛金の中からこの金額を手数料として引かれることになります。

また、初回加入時にも加入手数料?みたいな名目でいくらか支払う必要があります(初回掛金から控除される)。

①初回加入時手数料
国民年金連合基金:2,777円
運用先金融機関:1,000円前後(金融機関によって違う)

なんと初回の手数料だけで4,000円近い掛金が控除されることになります。

そして月額手数料も必要になりますので要チェックです。

②毎月必要手数料
国民年金連合基金:103円
事務委託先(信託銀行):64円
運用先金融機関口座管理手数料:0〜500円程度(金融機関によって違う)

運用先の金融機関も顧客を取り込みたいために、手数料面で頑張ってるところもありますからそういうところだと安く済むことになります。

国民年金連合基金などの手数料はどの運用先でも一律にかかってくるので優遇はありませんが、現在はキャンペーンをやっているところも多く初回の手数料1,000円前後を無料にしていたり、口座管理手数料をしばらく無料にしているところもあります。

て、これだけ手数料を取られるにも関わらず、定期預金の金利が良いなどということは全くありません。

まぁ掛け金の分節税に繋がる訳ですのでトータルで見れば十分プラスになります。

が、iDeCoの運用損益自体は永遠にマイナスになりますから、損益の文字は常に赤字になる…はずです。

そんな赤字の画面を見続けるのが精神的に耐えられない…という方は定期預金で運用するのはやめておきましょう。

実際俺自身が比較したネット証券2社(楽天証券・SBI証券)の実態を見てみましょう。

ぶっちゃけネット証券以外での運用は一切考えていなかったので他の金融機関などは特に検討しませんでしたので記事にも書きません。

ご了承ください。

iDeCo運用手数料:楽天証券

楽天証券:個人型確定拠出年金

初回加入時手数料:無料
口座管理手数料:226円/月(ただし実質無料みたいなもん)

楽天証券は徹底的に手数料を安くしてますから、手数料面で考えた運用先としてはかなりベターな選択になると思います。

口座管理手数料について、月226円と書いてますが、加入して1年間は無料としてくれているのと、運用残高・もしくは拠出掛金が10万円を上回れば以後すべて無料となりますので、毎月の掛金を1万円程度で行っていれば実質口座管理手数料を1円も取られなくて済むことになります。

これは大きいですね。他社でも優遇を行っているところは多いですが、そういったところに比べても数万円の手数料が浮くことになります。

手数料は拠出した掛金から控除されることになってますから、運用後の成績でみればもっと大きなパフォーマンスの違いとして現れてくる可能性もあります。

うーんとにかく安くて素晴らしい!

iDeCo運用手数料:SBI証券

SBI証券:個人型確定拠出年金

初回加入時手数料:1,080円
口座管理手数料:324円/月(残高50万円超で無料)

楽天証券の方を先に紹介してしまいましたので、SBI証券の手数料体系を見るとずいぶん見劣りしてしまいますね…。

ただし、2017年6月30日までキャンペーン期間中ということで今なら上記2つの手数料は無料です!始めるなら今がチャンス!(chance!)

口座管理手数料は6月の掛金拠出までは無料ということですが、やっぱり結局楽天証券に比べると残念な感じですね。

しかし、普段から手数料のことに細かい俺がなぜSBI証券でiDeCoの運用をしようと思ったのでしょうか?

答えは単純です。個人的にはSBI証券の方が魅力的な投資商品が多いように思えたからということになります。

どんな商品が魅力的だったのか…ってのは大事な話になりますが、また大変記事が長くなってアレですので銘柄等については後日別の記事で紹介したり、自分の考えを述べようと思います。

所得税や住民税を払っているならすぐにiDeCoを始めないと損

なんで少しでも早く始めた方が良いのかって言うと、冒頭でちらっと書いていた節税の話に繋がってくることになります。

というのも月々の掛け金全額が、課税所得金額から控除されるんですね。これだけでも長期間行えばなかなかの効果があるんですが、節税となるのはここだけではありません。

運用中の利益については非課税になりますし、さらにさらに将来年金を受け取るときにも税額控除があるというNISAなんて目じゃない大変素晴らしい制度となっています。

少しでも早く運用を始めることでそれらのメリットも多く享受できることになりますから、皆さん可能な限り早くiDeCoの申込を始めることをオススメいたします。

SBI証券はようやく書類を受け取ったらしい

とにかく早くやった方がいいんだよと言いながら完全に乗り遅れている俺ですが、ようやくSBI証券が返送書類を受領したとのことでメールが届きました。うん遅すぎるだろ。

送ったのが1月末だっていうのになんで郵送物を受け取るのに2週間とか経過してるんだ…。

なんか異次元でも経由してから届いたとでも言うのだろうか…。

しかもようやくこれから書類を見るとのことで、書類に不備があればまた連絡しますとのたまっている体たらく。

これはまだやってない皆さん、早急に手続きした方が良さそうですよ!!!

追記:結局連絡が来たのは3月中旬を過ぎてからでした。幸い引き落としは3月からスタートとのことだったので良かったですが…

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