鹿肉の味噌煮の作り方を書き忘れていたので書いておきます

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昨日一生懸命シカ肉ジャーキーの話を書きましたが、そういえば肝心の…ってほどでもありませんが、せっかく味噌煮の話題が出たのに調理方法を書いておくのを忘れましたので、参考にされるような方がいらっしゃるかどうかは不明ですが追記的な感じで記載しておきます。

鹿肉の解体においては脂肪やら、動脈らしき太い管みたいなものとか筋膜とかを除去していくわけですけどなんて言うか、「俺の体も解体してみたらきっとこんな感じになってるんだよな」と思うわけでなんだか不思議な気分になりますね。勉強になる、って表現は変な感じですが、筋膜が体中つながってるという話は実際に目で見てみると本当によく分かりますね。

もちろんもらうのは既にある程度解体された肉の一部分なのでアレですけど、それでも筋膜が広範囲を覆っているってことはよく分かります。ぜひこうして得られた知識をウェイトトレーニングやストレッチに活かしていきたいものです。

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シカ肉の解体が終わったら

さて、筋膜の話は置いといて、鹿肉の味噌煮を作る工程の話をしましょう。

ちなみに味噌煮を作るのは俺はお手伝い的な感じでしかやってませんので残念ながら写真がありませんがご了承ください。

シカ肉を解体したあとは良い感じでブロック肉ができているはずですので、それを角切り(2~3cm角)にします。味付けする前に火が通るまでお湯で煮込むことになるのですが、この際大量に「アク」が発生しますから逐一取り除きましょう。

まぁ肉を煮込む場合は仕方ありませんけど、なかなかの量が出ますので頑張ってすくいましょう。我々は素人ですので完璧にやる必要がありませんからだいたいアクが出てこなくなったなーほとんど取り除いたなーと思ったら、火を止めてお湯を捨てつつシカ肉はザルに上げておきましょう。

あ、あとすっかり忘れてましたが、包丁で肉を切るすべての工程を終えたらその時点で包丁やらまな板やら色々と鹿肉の触れたものについては「熱湯消毒」しておきましょうね。やり方は簡単。やかんかなにかにお湯を沸かしてそれを包丁やまな板などにまんべんなくジャーっとかけるだけです。

どんな菌とかいるか分かりませんからね。一応安全策を取って肉類を切ったあとはただ洗剤で洗うだけでなく熱湯を利用した消毒をしておいてください。

シカ肉の味噌煮の味付け

まぁ味噌煮というくらいですから、味噌を使うんですけどまぁその量がなかなかのモノなワケですね。しかも砂糖も大量に使う。

シカ肉の重さがどれくらいあったか正確に聞いてないんですが、シカ肉ジャーキーもどき分を除いてたぶん2kgくらいだったと思うのでそんな感じにしておきましょう。ぶっちゃけ繊細な味付けを要求されるような料理ではありませんから分量についてはだいたいで大丈夫です。

  • 鹿肉2,000g弱
  • 砂糖500g
  • だし汁1,000cc
  • みりん200cc
  • 生しょうが100g
  • 赤みそ600g

もうなんかすごいよね。色々すごい。上白糖をまるっと一袋使う機会なんて俺にはなかなか無いのでなんか新鮮な光景ですね。あと味噌もそこまで一度に大量に使う機会ないからなー。特に赤みそは普段全然使いませんからね。

味噌汁は白みそ、ミックス派のLP0の人です。

わざわざ項目を分けることも無いくらい申し訳程度の調理法解説

生しょうがは皮を剥いてすりおろしておきましょう。量は上記記載内容を目安として目分量でOKですので、スーパーでパックとか袋に入ったしょうが「1かたまり」をまるっとすりおろすイメージでOKです。ただ、いわゆる親指大の大きさである1かけ(1片)ではないことに注意してください。それだとたぶん10~15gくらいしかありませんからね。

でもまぁ皮剥いてすりおろすのが
めんどくさかったらチューブのやつでも良いんじゃないでしょうか。

だし汁の中に砂糖、みりん、赤みそ、すりおろしたしょうがを全部ぶち込んで混ぜ混ぜしましょう。鹿肉も入れたら弱火~とろ火くらいの抑え目の火力でぐつぐつ煮込みます。このときもまだアクが出てくるときがありますから、適度に除去していきましょう。

鹿肉自体は先にゆでて火が通ってるのであまり問題はありませんから、ある程度煮込めたかな?と思ったらちょっとかじってみて食べやすい柔らかさになっていればそれでOKです。ぶっちゃけこの辺は好みですので好きにやってみてください。正確に時間測ってなかったらいけませんけど、たぶん今回は多分30分も煮込んで無かったかなと思います。

面倒だが簡単でウマイ

鹿肉の味噌煮

そんな訳でこれで完成です。画像は近所へのおすそ分けの際に個別の容器に分けたやつですのでちょっと見た目がアレですけど味はサイコーですのでごあんしんください。

素材を集めたりするのはめんどくさい感じですし微妙に時間もかかりますがやること自体はとても簡単ですのでオススメです。

味噌のコクと鹿肉のうまみみたいなものがマッチしてて、肉を噛みしめるとジワリと味が染み出してくるのがたまりません。毎年のことですがこれは美味い!!!1

しかもなんと言っても柔らかくて食べやすいのが良いところ。娘がスキをみてはつまみ食いをしてるのが本当に美味しいことの証拠です。やっぱり作ったものを子どもがおいしく食べてくれると嬉しいですね。

俺はあまり酒を飲まないのでアレなんですが、ご飯がススムくんも目じゃないくらいご飯がとっても進みますし、お酒のつまみとしても大変合うとして周りの酒飲みの方からは好評頂いていますので、お酒が好きな方はチャンスがあればぜひ試してもらいたいものです。

ちなみに鹿肉ジャーキーに関しては娘は目もくれていません。いや、これはあれだよほら黒こしょうたくさん入れてて辛いからね、だから食べないんですよ。まぁ味見してみたいとも言いませんけど。きっとお酒には合うはず…。

結構な量あったが…

毎年そうなんですけど、結構な量を作るものの実家やら知人やらご近所の方々におすそ分けとして配るおかげで結構あっさりと無くなりました。ぶっちゃけジャーキーよりもこっちの味噌煮の方が需要あるんじゃないかと思っているのはここだけの秘密。

いやでも来年こそしっかりとした美味しいベニソンジャーキーを作って、ブログ記事にしつつ知人の方々にも振る舞えたらと思っていますのでぜひご期待ください!

※そもそももらえなかったらゴメンね

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