先日電子メールにてじぶん銀行より、おぞましい悪夢としか言いようのない改悪内容の詳細についての通知メールが届きました。
ステージ判定によると俺はステージ4とのことです(2016年11月13日～11月30日まで)。ヒィィィィィ！！！１条件改悪だぁああああ！！！
とはいえ、それについて悪態をついたり嘆いてばかりいてもしょうがないですから、とりあえずもう一度サービスの内容を改めて確認してみましょう。
じぶんプラスの優遇内容
ステージ判定要件はなにかとややこしいので公式ページをご確認いただきたいと思いますが、とりあえず各ステージの優遇内容について改めて確認しておきたいと思います。
- じぶんプラス1 (ステージ1)
- ATM出金無料：月2回
- 振込手数料無料：なし
- じぶんプラス2
- ATM出金無料：月3回
- 振込手数料無料：なし
- じぶんプラス3
- ATM出金無料：月4回
- 振込手数料無料：月1回
- じぶんプラス4
- ATM出金無料：月8回
- 振込手数料無料：月3回
- じぶんプラス5
- ATM出金無料：月11回
- 振込手数料無料：月5回
個人的には他行あての振込手数料無料回数が減ったのが痛いですね…。ちなみにじぶん銀行は三菱東京UFJ銀行とauの共同出資でつくられた銀行ですので、三菱東京UFJ銀行宛ての振込みはステージに関係なく手数料無料でできますからその点についてはご安心ください。
ATM利用手数料無料が無制限でなくなるところも大きな問題点の一つなのですが、俺は月に3回を超えるような回数出金することがそもそもありませんのでその点はもう完全にどうでも良いといったところです。
と言うか、そもそも俺がじぶん銀行に口座を作ったのは、auユーザーの場合他行あて振込手数料が回数無制限で完全無料になるよ！って時期だったので(確か2014年ごろ)、その頃から考えると改悪どころか存在価値を疑うレベルになってしまったので大変残念な限りです。
そんなこともありまして、今また別の金融機関をメインバンクとして利用することを考えていますので、それを実行したらまたこのブログLP0にて詳細をお伝えしたいと思います。
auユーザーにとっては改悪だが…
ずっと改悪だ改悪だと声高に叫んでいましたが、既存のauユーザーにとっては改悪だということであり、auを利用していない「じぶん銀行」利用者としてはサービスが拡充されることになって門戸が広がることになったと言えるでしょうからまぁ仕方ないと言えば仕方ないことですかね。
今現在「じぶん銀行」をまともに使ってるのなんてauユーザーの方だけでしょうから、いつまでも「プレミアムバンク for au」の運用を続けていてもこれからSIMフリーがどんどん本格化していけば「じぶん銀行」をメインバンクとして利用してくれる人もどんどん減ってしまいますからね。
それにauユーザーでない既存の顧客の方からもきっと色々言われていたのでしょうからまぁ仕方ありませんね。ステージ5なら、少なくとも振込手数料についてはこれまでと同じように利用できるわけですし、これからも「じぶん銀行」を利用したいと考える方はなんとかしてステージ5に到達できるようにするしかありませんね。
そんな訳で、既存の利用者にとってはほとんど改悪と言って良い内容でしょうし、auユーザーの方以外にとってはサービス向上というワケで立場によってはっきりとメリットデメリットが分かれてしまった「じぶん銀行」ですので今後の利用者数や利用者の分布がどうなっていくかは見ものですね。
これで心置きなく格安SIMにできます
既存のauユーザーをないがしろにしたようなサービスの廃止ばかりが伝えられて「改悪！改悪！」と叫ばれてるじぶん銀行ですが、auユーザーで無い方にとってはむしろサービスの優遇になっているワケですし、我々としても心置きなくケータイのキャリアをauから格安SIMに移行できるのですから逆に良かったかもしれませんね。
大手3キャリアを契約していることによる通信コストを考えれば、多少優遇内容が劣化しても格安SIMに変えるメリットは十分ありますからね。
目先のことばかり考えるのではなく、もっと大きな視点で、もっと大局的に物事を捉えていくのがこれからの世の中を渡っていくには必要なスキルになるのかもしれないなと改めて感じたりした今回の騒動でした。
以降は改悪内容とは関係の無い話ですので興味の無い人は読む必要なしです
たまたま今回の話を書くにあたってじぶん銀行のニュースリリースなんかをずっと見てたのですが、結構いろんなことやってますね。こういう点をみると、他のネットバンクとの差別化を図ろうと必死になっているというのがよく伝わってきますし、企業努力をしている姿勢については理解できます。
住宅ローンがネットで完結
これかなり画期的ですね。紙の契約書を作成しなくても数千万円のお金が借りれるとか、人によっては金借りてる意識無くて生活がしっちゃかめっちゃかになりそうな気もしますけどまぁそんな人はどういう風にお金借りたところで、返済の意識が薄い人でしょうから仕方ありませんね。
他のネットバンクでは、申込等はネットからできたとしても絶対に契約書は紙ベースですからね。銀行から送られてきた紙の契約書に債務者本人が書いて収入印紙貼って銀行に送り返すって手続きが絶対に必要であり、紙ベースでのやり取りが必ず入ってくるものなのですがそれが無いのです！すごい！
必要書類は全て画像データで送れば良いし、申込書も書かなくていいし、団体信用生命保険の申込書も書かなくていいし、契約書も書かなくて良いというやらなくて良いづくしですので誰とも会いたくない人とか、ペンを持つのも重いっていうくらいアレな人には最高のサービスだと言えますね。
しかも紙の契約書が無いので収入印紙を貼ることもなくて、その分費用が浮くっていう素晴らしい仕組みです。
とは言っても「でんさい」なんかも含めてこういう電子債権的なものにもいずれ課税される流れになっていきそうですがね…。
ま、その話は置いといて、そういえば最近ついにワイド団信（団体信用生命保険）にも対応しだしたようですから、自身の健康面とかで住宅ローンの申込に躊躇していた人は検討に入れてみるのも良いかもしれませんね（基本的に住宅ローンは団信が通らないと借りれません）。
スマホでATMにて入出金（セブン銀行提携）
これは正確にはじぶん銀行のサービスというよりも、セブン銀行が取り扱うサービスであり、セブン銀行が提携銀行向けにキャッシュカードを使わずスマホでセブン銀行のATMから入出金できるサービスを始めるので、それにいち早くじぶん銀行も「使わせてくれ！」と手を挙げたよって話ですね。
この取引におけるスキームがイマイチ俺の文章力では上手く伝えられませんので、じぶん銀行のこちらのページに図が載ってますからそれをご覧いただいて確認してみてください。
個人的には逆にめんどくせぇとしか思えないのですが、キャッシュカードを持ち歩かなくてもお金がおろせるのは良いかもしれませんね。
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こういうのは別にどうでもいいです。やりたいひとはやればああああああ。